本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

燃えるような赤!最強の額縁構図「安国寺のドウダンツツジ」を撮ってきた!!

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安国寺のドウダンツツジが見頃ということで、見てきました。

筒賀の大イチョウも見頃っぽいので、どーしよーかなーと迷ったのですが天気予報見てると雲海も狙えそうな雰囲気

雲海といえば、ドウダンツツジのある安国寺から竹田城跡はすぐ近く!これは一石二鳥か!?と思い、鳥取の左から5時間かけて兵庫遠征してきました!



竹田城跡の雲海

まさかこんなにも早く竹田城跡にもどってくるとは自分でも思いませんでしたが、今年3回目の竹田城跡。

はたして、3回目の正直となるでしょうか!?

仕事終わりに高速をほとんど休憩なしで、ヘロヘロになりながらたどりついた朝来市。竹田城跡の雲海を狙うのはいつもの立雲峡です。……ん?あれ??なんか様子がおかしい……?

なんと立雲峡、雲海のシーズンにもかかわらず道路の拡張工事中( ;´Д`)あ、朝来市ェ……

ここ立雲峡は桜もキレイな場所らしいので、桜シーズンに向けて工場をしているのかもしれません。というわけで、いつもの駐車場には止めることができず、かなり下から登っていくことに。展望台まで30分くらいはあるのですが、この日はさらに30分、合計1時間近くかけて展望台にたどりつきました。軽い登山。

朝方冷えると思い、万全の防寒装備で登ったのでむちょくちょ暑かったよ。

ほうほうの体でたどり着いたのに、肝心の雲海は。

竹田城跡の雲海

……ほんのり。

うーん。びみょーん。

相変わらず竹田城跡目当ての人たちがわんさか。立雲峡だけでも200人近くいたんじゃないかな。かなり狭い展望台なので、ギュウギュウ詰めにひしめきあっていて、写真撮ってるような感じじゃない(;´Д`)

納得行くような雲海まだゲットできてないけど、ちょっと落ち着くまで再訪はしないかなあ。

この日は前日パラリと雨が降り、その後快晴、日本海に高気圧が張り出し寒暖差も10度以上。かなり条件のいい日だったんだけど、実際出たのはほとんどモヤレベル。

そうとう条件が重ならないと雲海見ることはできないんだろうなあ。



安国寺のドウダンツツジ

竹田城跡は残念な感じでしたが、今回の本命は「安国寺のドウダンツツジ」!

竹田城跡からは車で1時間ほどとけっこう近い。こちらのドウダンツツジ、お寺の裏庭に植えられており、本堂から眺めるとまる額に収められた絵画のような美しい姿を見ることができます。

安国禅寺のドウダンツツジ

額縁構図というのがあります。メインの被写体をシルエットのようなもので囲う構図なのですが、ここ安国寺は額縁構図のお手本のような写真を撮ることができます。黒と赤で非常に妖艶な雰囲気がでますよね。

訪れた時はちょうど見頃ということで、観光客もたくさん。だったのですが、お寺の方やボランティアのかたが観光客をうまくさばいてくれて、写真が撮りやすいような環境を作っていただけていました。

なので、こんな感じで人が入っていない様子もきちんと撮ることができます。たぶん、関係者の方々も写真好きなんじゃないかなー。

安国寺

真っ赤に紅葉したドウダンツツジが反射して、畳も赤く染められていました。

安国寺のドウダンツツジと住職

タイミングがいいと住職自身がモデルとなってくれることもあります。ほんと、カメラマンに優しいお寺です!

安国寺のドウダンツツジ

燃えるようなドウダンツツジの赤にはシルエットがよく似合います。

いやあ、素晴らしい紅葉でした。これは、ぜひ来年もまた訪れたい。

こっから来年の自分用のメモ。

  • 拝観開始の8時ごろが、ドウダンツツジに陽が入ってなくて、落ち着いた絵が撮りやすい。人も少ない
  • 9時前後はツツジに陽が入るので明暗差が強くてなかなかいい感じに撮れない
  • 11時ごろになると太陽がツツジ全体を照らすので強いコントラストの写真になる
  • ライトアップも行われるので来年は夜もチャレンジしたい
  • 手持ちだと水平・垂直がかなり難しいので水準器のついたカメラを持って行くといいかも

まとめ

初めて訪れましたが、非常にすばらしいドウダンツツジの紅葉でした。

カーナビによっては安国寺でヒットしないかもしれません。僕のナビは安国禅寺(あんこくぜんじ)で検索するとヒットしました。

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