この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
2020年現在、FUJIFILMから発売されているミラーレスカメラでセンサーサイズが中判のものをまとめてみます。
FUJIFILMのミラーレスカメラ(中判)「GFXシステム」
これまでAPS-Cセンサーのミラーレスカメラを主戦場としていたFUJIFILMが2017年に中判のミラーレスカメラの開発を発表に誰しも驚いたのが記憶に新しいです。え、中判でやんの?みたいな。
しかし、確かに中判のもつ高画素センサーは微細なミラーショックも拾ってしまったり、どうしてもシステムが大きくなってしまったりというデメリットがあります。それをミラーレスカメラであれば解消しうるとなると、今考えれば必然だったのだろうと思います。まぁ、FUJIFILMがやるとは思いませんでしたけどね。
価格帯もこれまでの中判のイメージよりはるかに抑えられています。
マウントはGマウント。
GFX 100
なんといっても特徴的なのがその画素数。有効画素数1億200万画素。でたよ。億だよ。びっくりしますね。カメラもここまできたのかと。この圧倒的画素数のセンサーがこのサイズのボディに収まっているというのもまあおどろきです。
ここまでの高画素だと微細なブレが非常に目立ってしまいます。GFX100ではシャッターの作り、手ブレ補正、ショックアブソーバーなどいたる所にブレが軽減するよう配慮されています。
その画素数ゆえ1ファイルは大きくなってしまうため連写速度も5コマ/秒と遅めではありますが、その圧倒的な画素数の前では些末なことなのです。
GFX 50S
FUJIFILM初の中判ミラーレスとして送り出されたのがこのGFX 50S。5140万画素の大型センサーを搭載し、FUJIFILMならではのフィルムシミュレーションによって色鮮やかに切り取ることができます。
中判ならではの広いダイナミックレンジ、被写界深度、高感度時のノイズの少なさなど、やはりセンサーがでかいのはええなあとため息しかでてきません。
GFX 50R
中判ミラーレスに参入したFUJIFILMがあらたに出してきたのがレンジファインダースタイルのカメラであるGFX 50R。APS-CのXシステムでも一眼スタイルとレンジファインダースタイルの両モデルがあるので、FUJIFILMのフィルムというカルチャーへのこだわりがひしひしと感じられます。さすがフィルム屋。
レンジファインダースタイルでもわかるように、中判にも関わらずかなりコンパクトにまとまっているのも特徴的。こんなに軽快に中判が撮り歩けるなんて日がくるとは思いませんでした。
価格も実売50万そこらということでかなりコストが抑えられています。レンズまで集め始めるとやはり高いのですが、それでもこの価格が実現したということは驚きを隠せません。
まとめ
フィルム屋ならではのこだわりがつまっているFUJIFILMの中判ミラーレス。ミラーレス戦国時代となっている昨今、独自の方針を打ち出してきたFUJIFILMの今後の製品展開も楽しみです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]関連記事[/st-cmemo]
[blogcard url=”https://logcamera.com/fuji-m-itigan/″]