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レタッチ大好きsaizou(@saizou4)です。こんにちは。
NIK COLLECTIONという爆裂おすすめソフトがあります。めちゃくちゃ簡単なのに、あっという間にあなたの写真がいい感じになる素晴らしいソフト。
単体でもLightroomやPhotoshopのプラグインとしても使える万能ぶり。とくにPhotoshopとの相性がよく、僕もレタッチの際には必ずといっていいほど立ち上げています。
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NIK COLLECTIONとは?
NIK COLLECTIONとはDxOという会社が作っている写真編集ソフト。8種類のプラグインが入っているパッケージです。それぞれのプラグインが非常に強力で、エフェクト効果を加えたり、HDR合成できたり、ノイズリダクションができたりします。
- ColorEfex:カラー補正ツール
- Dfine:非常に強力なノイズリダクション
- Sharpener:パワフルなシャープニングツール
- Perspective Efex:パース歪みやレンズのディストーションを簡単に補正
- Silver Efex:モノクロ写真の編集ツール
- Analog Efex:フィルムシミュレーター
- HDR Efex:HDR合成
- Veveza:Lightroomのような画像編集
今日は僕のおすすめ順にそれぞれのプラグインの紹介をしてみたいと思います。
Color Efex
なんといってもおすすめなのがこの「Color Efex」
色に関するたくさんのフィルターが入っており、その数なんと50以上!もちろん使えるやつ、あんまり使えないやつがあるんで、この50の中から僕、saizouがヘビロテしているフィルターを厳選してご紹介してみます。
プロコントラスト
とにかく激推しなのがプロコントラスト。僕のやっているレタッチのほとんどで使われているといっても過言ではありません。とりあえずColorEfexでプロコン使っとけばsaizou風のレタッチができます。
コントラストを上げると色や明暗の強弱がはっきりさせることができますが、どこかゴッテリとした雰囲気になりがちです。
このプロコントラストはすごく手っ取り早く、いい感じに色がグッと表に出てきてくれます。作例だけ見るとちょっと伝わりづらいかもしれませんが、プロコントラスト使うためだけにNIK COLLECTIONを買ってもいいと思っています。
クラシックソフトフォーカス
次によく多用しているのがクラシックソフトフォーカス。全体にフォギーな効果を加えてくれます。
若干、明るさもプラスされるので空とかが輝いているような雰囲気を出すこともできますね。
朝もやを強調したいとき、森の中や川の側の撮影などなど、けっこう使い勝手がよくいろんな場面で使うことができます。
全体に使うのもいいですが、Photoshopでマスクをして、一部分だけかけるのもおすすめ。特に奥の方だけに効かせると奥行き感も出すことができます。
グラマーグロー
グラマーグローもおすすめのフィルターのひとつ。
輝きを表現することができ、かつ全体の彩度感も上げることができます。なんにも考えずにかけると、ご覧の通りちょっとクドい感じになってしまうので、Photoshopでマスクをかけたり不透明度を調整するといい感じでなじませることができます。
サンライト
太陽の光を加えることができるのがサンライト。
朝焼けや夕焼けを強調したい時に使うことが多いですね。気をつけないと色温度が高くなりすぎて、黄色っぽくなってしまうのでいい塩梅でかけるようにしましょう。
太陽の輝きや彩度などを調整することができます。
トーナルコントラスト
HDR合成っぽい色合い、輪郭の強調など、見た目にはっきりとした効果が加わるのがトーナルコントラスト。
最近はこういうゴテゴテしたのはあんまりはやらないかもしれませんが、こちらもPhotoshopでマスクをかけて、目立たせたい一部分などのかけると効果的です。
岩とか迫力のある建築物なども相性がよさそうですね。
スカイライト
手っ取り早く空の色を強調していときに使うのがスカイライト。スライダーも適用量ぐらいしかありません。
さくっとウオームな雰囲気を加えることができますが、こちらもなんも考えず使うと、ただ赤くなるだけになってしまいます。
Dfine
Dfineは高性能なノイズリダクションのプラグイン。
左が元画像、右がノイズリダクションした様子。ノイズリダクションをかけると、シャープさが失われてのっぺりとしてしまうのですが、このDfineをかけると写真を分析してくれて、シャープさをのこしてノイズリダクションをほどほどにする部分、空などののっぺりしててもそんなに問題がなく、しっかりノイズをかける部分をいい感じに判断してくれます。
機能的には同じくDxOが作っている「PureRAW」というソフトのほうが優秀なのですが、こちらは単体で14900円とけっこう高額なソフト。さまざまなプラグインソフトの中にDfineが入っているというのは非常にお得感があり、そこまでガビガビのノイズ処理をしないという人ならこちらで充分使えると思います。
Sharpener
Sharenerも非常に強力なシャープをかけてくれるプラグイン。
こちらかけてみた様子ですが、まるで別の写真のようにバッチバチにシャープになっていますね。
難しい操作もまったく必要なく、立ち上げただけでいい感じになるようシャープをかけてくれますし、微調整もスライダーを少しいじるだけです。直感的にシャープネスを高めることができます。
Perspective Efex
画像内のパースの歪みやレンズのディストーションを補正してくれるのがPerspective Efex
超広角レンズなんかを使うと、どんだけ気をつけていてもパースの歪みが出てしまいます。ちょっと中心からずれたり水平垂直がずれるだけで線がゆがんでしまって気持ち悪いことに。
こちらは極端な作例ですが、広角レンズで煽って撮影したものでもこのように水平垂直をとったものに補正することだってできます。
建築部の撮影なんかは、やはり水平垂直がしっかりと出て線がピシッとしているだけでかっこいいので、使いこなしていきたいですね。
Photoshopでも似たようなことはできるのですが、このPerspective Efexのほうがワンタッチで簡単に補正することができます。
Silver Efex
モノクロ写真ってじつはけっこう難しくて、Lightroomで白黒にしただけでは雰囲気が出なかったりするものです。
このSilver Efexは過去の有名なフィルムをエミュレートもできますし、用意されているたくさんのプリセットから写真にあったものを選ぶこともできます。
こちらもワンタッチで簡単にいい感じに仕上げることができるプラグインソフトです。
Analog Efex
Analog Efexは昔のカメラやビンテージのフィルムを再現できるプラグイン。
過去のフィルムのエミュレートだけでなく、光漏れや傷、汚れなども再現できるエフェクト、ボケやモーションブラー、二重露光なども表現できます。
簡単にレトロな雰囲気を出すことができます。
HDR Efex
HDR Efexは簡単にHDR(ハイダイナミックレンジ)合成できるプラグインソフト。
露出の異なる写真をHDR合成することはもちろんのこと、1枚からでもHDR合成したような仕上がりの写真を作ることができます。
最近はゴテゴテのHDR合成はそんなにはやらないかもしれませんが、アクセントとしてうっすらなじませるといい感じになることもよくあります。こちらもPhotoshopのプラグインとしても使えるので、加工してから不透明度を変えたりマスクをかけることでゴッテリしすぎない使いかたをすることができます。
Veveza
VevezaはLightroomのように明るさやホワイトバランスなどを調整できるソフト。
Lightroomなどの画像編集ソフトを持っていない人ならいいですが、使い勝手はLightroomよりよくないので持っているなら素直にLightroomを使えばいいかなというソフトです。
まとめ
どれも使いやすく、それでいてパワフルなプラグインが揃っているNIK COLLECTION。これらがワンパッケージで使えるのが最大の魅力ですね。
個人的にはColor Efexのプロコントラストとクラシックソフトフォーカスが使えるだけでこのソフトを買ったもとが取れると思うぐらい素晴らしいと感じていますし、多用しています。ぜひ、一度インストールしてみてください。あなたのレタッチが劇的に変わるはずです。
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