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隠岐島という島があります。島根半島の北約50kmにある島々。隠岐諸島には大きな島が4つあり、西ノ島、中之島、知夫里島を島前。そのさらに北東側にある大きな円形の島を島後と呼びます。
今回は島後島の隠岐の島町に1泊し、たくさんの写真を撮ってきました。
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隠岐島に行ってきた!
とうわけで隠岐島にいってきました。
今回はフェリーを使って移動。島根県松江市にある七類港から9:00に出発するフェリーおきに乗ります。約2時間30分フェリーにゆられながら島後の港である西郷港に到着。
フェリーに自家用車を乗せることもできますが、車の大きさによって片道数万とけっこういいお値段がする上に予約も必要だったので今回は島に渡ってからレンタカーを借りることにしました。
まずは「味乃蔵」で腹ごしらえ
お昼頃に港に到着するので腹がペコなわけですので、さっそくご飯を食べにいきましょう。レンタカーを借りて向かったのは「味乃蔵」
注文したのは味乃蔵丼。ごらんの通りぶりんぶりんの海鮮が山盛りになっておりました。観光地の海鮮丼に、これまでそんなにいいイメージがなかったのでそこまで期待もせずにくってみたのですが、僕がこれまで食った海鮮丼に50馬身差くらいつけてごぼう抜きするくらいにうまかったです。
僕はレンタカーを借りてからいったのですが、西郷港から5分とわりと近く、さらには駐車場がけっこう狭いので先に歩いて食べにいってもよかったなと思いました。
ドライブしながら巨木めぐり
本格的な撮影は夕方からにしていたので、けっこう時間を持て余します。隠岐島の島後には素敵な巨木がたくさんあるのでそれらを巡ってみました。
玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ) 八百杉(やおすぎ)
こちらはフェリーの発着場である西郷港から車で5分ほどのところにある玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)の八百杉(やおすぎ)
なかなかサイズ感が伝わりづらいですが、樹高38mもの巨大な杉。樹齢は2000年を超えるそうです。いやあ、デカい木はいいですナァ!
かぶら杉
根本のあたりから6本の幹に分かれているのがこちら、かぶら杉。
この杉も樹高38mもあり、かなりの巨木。
迫力がすごい…。樹齢は600年。西郷港から車で約20分くらいの場所にあります。いやあ、デカい木はいいですナァ!
ローソク岩の遊覧船
小さいしまなのでけっこう時間を持て余しながらも、本日のハイライトであるローソク島遊覧へ赴くことにします。
島後島の北西の沖合には海面に突き出した高さ20mほどの岩があります。いちおう島に分類されるみたいで、この島の名をローソク島と呼びます。
なんでローソク島というのかというと、夕日が沈む際に、その先端に差し掛かる様子がその名のとおりまるでローソクに見えるからなんですね。実は数年前にも訪れたことがあるのですが、その時は少し雲が出てしまいきれいなローソクにはなりませんでした。
というわけで前回のリベンジというわけなのです。
夕方に小さな遊覧船に乗って出航します。
20分も船に揺られていると、見えてきましたローソク岩!ちゃんとローソクの芯まであるのが芸が細かいですね。
なかなか雲が切れずにヒヤヒヤしていましたが…
見事にきれいなローソクのあかりが灯りました!遊覧船の船長さんが絶妙な位置で止めてくれるのでとても撮影しやすかったです。
ちなみに、気合を入れてNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6VR SとNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを持っていったのですが、けっこう近くに停泊してくれるのでそこまでの望遠がなくても大丈夫な感じでした。ちなみにこの写真で110mm。
遊覧船に乗って撮影と、けっこう非日常感があってとても楽しかったです。写真もきれいですけど、実際の光景もすごく美しいのでかなり満足しました。
「あんづ」で夕食
無事大勝利を収めたということで、気分よく晩ごはんを食べにいきました。今回訪れたのはホテルのすぐ近くにあった「居酒屋あんづ」
お昼の「味乃蔵」に続き、こちらもバチバチに美味しいお店でした。隠岐は海鮮がうまくてまじで最高でした。
やはり刺し身がぶりんぶりんでうまい…。なかでも白バイ貝の刺し身がうまかった。隠岐島は白バイ貝の一大産地みたいです。
あと、写真撮り忘れていたんですが、こちらでいただいた「隠岐誉 室町の純米酒」がめっちゃおいしかった。
あまりにもうまかったので後日お取り寄せしました。一般的にイメージする日本酒とはちょっとちがって、かなり甘い味がします。
色もこんな感じで濃い飲み口です。隠岐の海鮮と合わせていただくと非常においしかったです。
2日目!
岩倉の乳房杉
思いの外飲みすぎて起きれるか不安でしたが、なんとか起きて向かったのは岩倉の乳房杉。
こちら、隠岐島の標高約400mの山の中にある巨木。僕は昔から巨木が好きで、こちらの乳房杉もずっとチェックしており行きたくてしょうがなかった場所。ようやく出会うことができて感無量でした。
杉の木なんですが、垂れ下がるような乳根が特徴的でこの森の主のような雰囲気があります。
実は霧が立ち込めると非常に幻想的でそれを狙っていったのですが、この日は残念ながらけっこういい天気になってしまいました。
まあ、このいい天気だからこそ前日のローソク島が抜群のタイミングで撮れたのでしょうがないのですが(笑)
壇鏡(だんぎょう)神社と壇鏡の滝
次に向かったのは壇鏡神社。こちらもけっこうな山奥にある秘境感ハンパない場所。こちらは参道の入り口にある鳥居。もはや雰囲気が素晴らしいです。
鳥居から少し歩いていくと壇鏡神社に到着します。まったく観光客もおらず、ひとりでちょっと怖いくらいの雰囲気。
実はここ滝があるのです。
こちらが壇鏡の滝。滝の裏側に回れる裏見の滝となっています。え?滝が見えない?目をかっぽじってよく見て!真ん中にあるでしょ!なんかチョロチョロしたやつが!!!
2022年の6月は梅雨入りしながらもまったく雨が降らなかったのですが、まあおかげさまで水量も少なくまるでじょうろで水やりしているかのような滝になっていました…。
他の人の写真を見ても、ガンガンに水が落ちてくるような滝ではなさそうですが、まあそれでも少ないですね…。
とはいえ、雰囲気は最高にすばらしい場所でした。
このあとはレンタカーを返して、隠岐をあとにしました。帰りは高速船がいい時間にあったのでそちらに乗船。1時間半くらいで本土に到着します。
まとめ
久しぶりに訪れましたが、非常にいい旅になりました。今回は島後でしたが、島前にもめちゃくちゃいい場所がたくさんあるのでまた行きたいです。