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座右の銘は「てっとり早くそれっぽく」こんにちはsaizouです。
レタッチの方法はいろいろあるんですが、最近僕が仕上げにほとんどやっているてっとり早くそれっぽくなるやつを今日はちょっと紹介してみようと思います。
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てっとり早く海外っぽい写真にする
僕はずっと海外のフォトグラファーが撮っているような写真が撮りたくてあれこれやっているんですが、まあけっこう難しいわけです。
ロケーションの選び方とかレタッチの仕方とか構図の作り方とか。なかなか一朝一夕で彼らのような写真が撮れないぐぬぬ…と思っていたのですが、最近てっとり早くそれっぽいレタッチの仕方を見つけたので書いてみます。
トーンカーブをいじる
はい、ということでこのへんてっとり早くいきましょう。
いろいろと現像したあと、仕上げにトーンカーブをこんな形にするだけです。
ポイントは「黒レベルの部分を根っこからぐぐっと上げる」というところ。
さらに軽いS字にしてすこしコントラストを上げる。この2点です。
実際の作例を見てみるとわかりやすいのでいろいろとあげてみたいと思います。
[twenty20 img1=”10138″ img2=”10132″ offset=”0.5″ before=”before” after=”after”]
[twenty20 img1=”10154″ img2=”10155″ offset=”0.5″ before=”before” after=”after”]
[twenty20 img1=”10157″ img2=”10158″ offset=”0.5″ before=”before” after=”after”]
どうですかね、なんとなくわかりますかね。
これらの写真はてっとり早くトーンカーブを先程の形にやっただけなんですが、けっこう雰囲気が変わると思いませんか?
コントラストを上げてから下げる、みたいな
ポイントしては、NIKなどを使ってコントラストを上げるじゃないですか。んで、わわわーっとコントラストあげて色乗りがよくなった写真なですが、そのままだとちょっと色がとげとげしてたりするのです。
それをトーンカーブをいじってやることでなんとなくふんわりとする感じになります。
たったそれだけで、なんかそれっぽくなるので非常におすすめです。最近の僕のレタッチでは猫も杓子もこの仕上げを使っている感がいなめません。
黒レベルをあげて、さらにコントラストをちょっと足している
コントラストをあげていくと、明るいものはより明るく、暗いものはより暗くなるので色がのりやすい一方、ギトギトした感じになるやすいのですね。
今回の仕上げかたでは黒レベルを上げることで「いちばん真っ黒い部分」がちょこっと明るくなります。そうすることで色がうまいこと乗ったままコントラストのどぎついギトギトした感じがやわらいでくるといった感じになっているのではないでしょうか。知らんけど。
なんとなく統一感も出る
仕上げにやることで、なんとなくですが統一感的なものも出てきますね。
わりと好き勝手レタッチしてると、インスタとかに並べてみたときギョッとするときがあるんですが、最後にこれやっとくとなんかそれっぽい感じで統一されるのもおすすめポイントです。
まとめ
海外のフォトグラファーっぽいのやるの難しいんですが、これなら非常にてっとり早く簡単にできるのです。一度試してみてください。作例見てるだけだと、ちょっと実感しにくいかもしれませんが、やってみると、あーなるほどねーという感じになります(笑)