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山がピンクに染まる。そんな光景見たことあるでしょうか?
6月のはじめころ、九州各地の高山に咲き誇るミヤマキリシマ。山肌を覆うこの花が咲く頃になると文字通り山がピンク色にそまるのです。
今回は九重連山のひとつである平治岳に登ってその美しい光景を堪能してきました。
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計画
平治岳に登るのにはいろいろなルートがあるようですが、久しぶりの登山ということもありのんびりと歩けるルートを選びました。
初日に長者原から出発して坊がつるキャンプ場に宿泊、翌日に平治岳を登り撮影したあと下りてくるというルート。
一日でもいけるようですが、往復6時間以上となり撮影までふくめるとちょっとしんどそうなのでお気楽コースを選びました。ゆる登山最高です。
コースタイム
初日
- 9:30 九重登山口スタート!
- 11:21 雨ヶ池越
- 12:14 坊ガツル キャンプ場 宿泊
2日目
- 3:00 坊ガツル スタート!
- 4:00 大戸越
- 4:30 平治岳南峰
- 撮影
- 7:30 平治岳 出発
- 8:50 坊ガツル 到着
- テント撤収
- 9:21 坊ガツル 出発
- 10:00 雨ヶ池越
- 11:45 長者原 ゴール!
一日目 長者原から出発!
前日の夜から移動し長者原に到着。少し仮眠のつもりでしたがいつのまにか9時でした。この日は坊ガツルまでいけばいいし、あんまり早くついてもやることないのでのんびりと行きます。
1泊するというのに、ドン曇りで先行き不安ですが、いちおうこのあと天気が好転するという予報なので信じて出発することにします。
久しぶりの登山、テント泊は半年以上ぶりなので荷物がかなり重く感じます。
今回からはZ7を中心のシステムに移行しており撮影機材は
というかなりシンプルな構成。かなり軽量化できているのにもかかわらず重く感じるということは体力が落ちているんでしょうね。やはり日頃から登ってないとダメですね。
11:21 雨ヶ池越
コースタイムよりかなりのんびりした感じで雨ヶ池までたどり着きました。今日の宿泊地である坊ガツルまでもう少し。
もともとぬかるみやすい登山道ですが、前日の雨もあって盛大にぬかるんでいます。チョコレートみたいになった道をぐんぐんと歩いていきます。
12:14 坊ガツル到着!
12時すぎに坊ガツルに到着!いやっほう!
そんなに歩いてないので、そこまで疲れもありません。さっさとテント設営することにします。
坊ガツルはふかふかの草原の中に設営できるのでマットすらいらないじゃないかと思うくらいすばらしいテン場です。地面も平らなところばかりですし。
炊事場も併設されているので水も豊富です。トイレはちょっとあれですが、まあ無料と考えるとすごくもったいないくらいです。
テントでのんびり横になりながら山を見上げる。最高のシチュエーションですね。しかし、山の上とはいえ6月。まあテントの中にいると蒸し暑くてやってられないわけです。
法華院温泉山荘でお昼ご飯
坊ガツルキャンプ場からあるいて10〜15分くらいの場所に法華院温泉山荘があります。こちらでお昼ごはんをいただくことにしましょう。
HP見ていると食べれるかよくわからなかったのですが、お昼の軽食はいただけるようです。
カレーと生ビールを注文。わかりますか?これが幸せということです。
屋内にはいると、やはり高原。とても涼しく快適にすごすことができました。いつまでもここにいたかったのですが、宿泊しているわけでもないのであまり長居せずテントに帰ります。
テントに帰る前に自動販売機でビールを調達。山で飲める幸せ。よくおわかりでいらっしゃる。
しかも山の上にもかかわらずかなりの品揃えでした。エビスの華みやびとかインドの青鬼とか売っていて、こりゃあここで延々飲んでるのもいいなと後ろ髪を引かれる思いでした。
テン場に帰ると相変わらず直射日光の下では暑くてやってられないので日陰に入ってビール片手に涼みます。
写真を撮りに来たことなんて忘れそうなくらい平和ですし、もうなんなら写真なんか撮らなくてもいいなじゃないだろうかという気持ちになってきます。
そんなこんなをしていたら夕方になってきました。
法華院温泉山荘というのは名前のとおり温泉があります。山の上に温泉とかもう幸せがインフレ起こしているんじゃないかと思うくらいなんですが、温泉に入れるわけです。最高ですね。
温泉をいただいたあと、レモンスカッシュを飲みます。最高の休日ですね。
晩ごはんは持ってきた棒ラーメン。これだけでもごちそうになるので山はすごいわけです。
テン場ってビール置いておくにはちょっと不安定ですよね。なので、いつも靴の中に入れています。いい時間ですがまだまだ日が高い。けれど、翌日は早いのでさっさと寝ることにしましょう。
2日目 山一面のミヤマキリシマ!
はい、ということでミヤマキリシマです。
2日目は朝早くから平治岳を目指して登っていきました。
というかですね。
実はここ平治岳のミヤマキリシマは毎年計画をたてていたのですが、ずっとこれない場所だったのです。
花の見頃と休みとさらには、季節的に崩れることが多く、なかなかタイミングが合わなかったのです。さらにはここ何年かは虫害がひどかったり花つきが微妙だったりと、行きたくてもなかなか行けないことがずっと続いており、5年越しくらいの思いがようやく叶ったわけです。
青い空にピンク色の絨毯のようなミヤマキリシマ。これはもうほんと爽快で最高だったのです。いやっほう。
山がピンクに染まるというのが比喩ではないくらい一面のピンク色。
視線の先には三俣山(みまたやま)がそびえ立ちます。こちらは平治岳よりちょっと遅くピークを迎えてミヤマキリシマが咲きます、この日もちらほらとピンク色に染まり始めていました。
全国の山々でも、こんなに花が咲き乱れるってのもなかなか無いと思います。九州ならではのこの光景、九重の山々ってほんと大好きです。道はすぐチョコレートになるのであれですが。
下山!
楽しい時間はあっという間。ちょっと晴れたので少しはマシになったかと期待しましたが、相変わらずぬかるんだ道を転ばないように慎重に降りていきます。
農家レストランべべんこで豊後牛焼肉丼
下山後はお風呂に入り、農家レストランべべんこで豊後牛焼肉丼を食べました。
登山中はやたら消化のいいものばかり食べることになるので、下山すると無性に肉が食いたくなってしまうのは仕方がないことだと思うのです。
最後にGoProで撮った動画貼っておきますね。
まとめ
ほんと最高のタイミングで平治岳を訪れることができました。ずっと行きたかった場所だったのでほんとうれしかったです。
九重は遠いけど、好きな山がたくさんなのでまた紅葉のころに訪れたいです。