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以前、デジタルカメラのまとめの記事を書きました。ちょっとボリュームが多くなってしまったので前回はレンズ交換式を中心に。
今回は残りのコンパクトデジタルカメラについてまとめていきたいと思います。コンデジ?デジイチ?っていうかたはこちらをご参考に。
コンデジってなに?デジイチって?デジタルカメラの種類まとめ | ログカメラ
センサーサイズ別で紹介していきますので、センサーサイズがよくわからないかたはこちらを。
ではでは始めますよん(╹◡╹)
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目次 非表示
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラといっても現在はいろんな種類のカメラが発売されています。今回はいわゆる「コンデジ」、高倍率ズームの「ネオ一眼」、「その他」にわけてまとめて見たいと思います。
ではまずコンデジから。
最近はスマホでも手軽にキレイな写真が撮れることもあって、その差別化の一環として大きなセンサーサイズを持った「高級コンデジ」が流行っています。線引が曖昧ではありますが、だいたい1インチ以上のセンサーを持つものをそこに分類しています。
コンデジ【フルサイズ】
SONY RX1
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コンデジなのにフルサイズ。もう1回いいます。コンデジなのにフルサイズ。
僕も初めて目にした時は3度見くらいしました。そう、コンパクトデジタルカメラにフルサイズセンサーを搭載。おまけに単焦点という非常に尖りまくったカメラがこちら。
作るのはもちろんSONYさんです。
普通、一眼レフカメラの高級機に使われるそのセンサーをコンパクトなボディにギュッと詰め込んだのはさすがの一言です。
コンデジというとどうしても画質的に見劣りしてしまうのではないかというイメージがあるのですが、そんな野暮なイメージをこのカメラはさらっと払拭してくれます。
Leica LeicaQ
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Leicaからもフルサイズコンパクトデジタルカメラが発表されましたね。
こちらはSONYのRX1より少し画角が広い28mm。いつでもどこでもフルサイズのLeicaを持って出歩ける。すごい時代ですね。
コンデジ【APS-C】
Ricoh GRシリーズ
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先日新機種であるGRⅡが発表されたばかりのGRシリーズ。今僕がいちばん欲しいコンデジです。
待ちに待ったGRⅡがとうとう発表されたので、僕がどんだけ心待ちにしていたのか語ってみる | ログカメラ
コンパクトな中にAPS-Cのセンサーを搭載したすぐれもの。単焦点レンズではありますが、そのぶんほんとコンパクトに作られているのでいつでもどこでもサッと取り出せるそのサイズは最強スナップシューターという二つ名もうなずけます。
FUJIFILM X100シリーズ
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クラシカルなデザイン、FUJIFILMがフィルムメーカーだからこその定評ある絵作り。
どこかアナログ感を感じてしまうこのX100シリーズですが、どっこい1/32000秒という超高速電子シャッターを搭載するなど、デジタルのメリットも十分享受できる作り。
開放もF2と非常に明るいレンズ。換算35mmなのでボケもしっかりできます。高速な電子シャッターもあることから、開放付近での作品作りがおもしろい、そんなカメラです。
コンデジ【FOVEON】
SIGMA dpシリーズ
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製品の発表があるたびに界隈がざわざわするSIGMAさんのdpシリーズ。
センサーを積層したFOVEONセンサーですらすでに尖っているのに、最近力の入っているQuattroはその独特の形状、単焦点レンズともう人でも刺せそうなくらいに尖りまくっています。
変態という言葉が賛辞になるのはこのSIGMAさんだけではないでしょうか。いや、僕が言ってるんじゃないですよ、みんなが言ってるんですよ。
コンデジ【1.5型】
Canon G1 Xシリーズ
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今まで挙げてきたコンデジはセンサーサイズが大きいながらも全て単焦点レンズでした。つまりズームができません。
そんな中マイクロフォーサーズよりも大きい1.5型のセンサーを搭載し、35mm換算で24−120mmという光学5倍ズーム、最短5cmのマクロ撮影、チルト式液晶などなどコンデジに欲しい機能を全部ぶっこんだ横綱的カメラです。さすがCanonさん、どすこい。
コンデジ【マイクロフォーサーズ】
Panasonic LX100
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マイクロフォーサーズを採用しているPanasonicからはLX100というコンデジがリリースされています。
F1.7-2.8と一眼レフカメラではとんでもない値段になりそうな明るいレンズを搭載。美しいボケはもちろん、暗いシーンでの撮影にも活躍してくれそうです。光学3倍のズームですが35mm換算で24−75mmと非常に使いやすい画角。
明るいレンズは日中などの光量の多い場面では使えないことが多いのですが、1/16000秒の電子シャッターで、日中の開放での撮影も可能。こういった機能はコンデジならではの機能ですね。
コンデジ【1インチ】
SONY RX100シリーズ
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超コンパクトなボディに1.0型の画像センサーを登載した、いわゆる「高級コンデジ」のムーブメントを作り出したSONYのRX100シリーズ。
一般的なコンデジとくらべて約3〜4倍の大きさのセンサーは圧倒的に美しい描写の絵をたたき出します。まじでこの小さいカメラでこの写真が撮れるの?技術の進歩はすごいもんです。
めちゃくちゃ売れてるみたいで、そのシリーズも順当に進化を続けRX100M4も発表されました。小さくて写りがいい、だけではなく様々な機能もてんこ盛りになってきています。
SONY RX10シリーズ
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24−200mmの高倍率ズーム域にF2.8通しのレンズを搭載した意欲作。
望遠域でもきちんと明るいということは、シャッタースピードを早くすることができブレを軽減することができます。もちろん手ブレ補正も搭載。
また、NDフィルターも内蔵なので日中明るすぎるときは光量を落とすこともできます。
なんでもござれなこの感じ、さすがSONYさんです。
Canon G3 X
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最近の流行りの一つに「超高倍率ズーム」とういうのがあります。のちほど別の項で紹介しますがいわゆる「ネオ一眼」と呼ばれるカメラですね。
このG3 Xもそのカテゴリで紹介しようか悩んだのですが、とりあえずこちらに。そう、このカメラ「1インチのデカいセンサーなのに光学25倍」という、今のコンデジ界のトレンドのいいとこを詰め込んだようなカメラなんですね。さすが横綱、どすこい。
ネオ一眼が光学60倍とか80倍とか、とんでもない倍率なのであれですが、それでも25倍はかなりの高倍率。なのに!画質は1インチだから高画質!なにそれ!!
サイズもネオ一眼に比べてコンパクトに抑えられているのもポイントですね。
Canon G7 X
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さきほどのG3 Xが高倍率と高画質を兼ね備えた1インチコンデジとしたら、こちらは正統派高級コンデジ。SONYのRX100シリーズにぶつける気マンマンなカメラですね。
同じセンサーサイズにも関わらず2種類のバリエーションのライナップを揃えたり、きっちりライバルへの対抗機種を出したりとやはり横綱はさすがですね。どすこい。
コンパクトさと高画質をきちんと両立させているのはさすがの一言。
Panasonic FZ1000
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こちらも1インチセンサーを搭載しながら光学16倍のズームを搭載したモデル。
4K動画にも対応しているのでいろんな場面で使えそうです。
倍率やF値などRX10とG3 Xのちょうど間ですね
ネオ一眼
ネオ一眼とは一眼レフカメラのような形状ながらレンズ一体型で内部にミラーを持たないもの。その一番の特徴は超が付くほどの高倍率ズーム。50倍くらいはあたりまえ、中には80倍というようなとんでもない機種があります。
最近よく売れているようで、各社いろんなカメラをリリースしています。センサーサイズは1/2.3型を採用しているものが多いようです。
センサーサイズが小さい分、一眼レフカメラや高級コンデジと比べてしまうと画質はそれなりのようですが、やはりその高倍率は魅力的です。
Nikon P900
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光学83倍という、もう何がなんだかよくわからないくらいの超絶高倍率ズームを搭載したNikonのP900。
キャッチフレーズの「天体まで届く超望遠」はまさしく未体験の領域。いつもまで続くんだと思うほど延々とズームできるこの感覚はやはりすごいです。
35mm換算で2000mm。ここまで望遠だと手ブレがかなり気になるのですが、そこはNikonさん5段の補正効果をもった手ブレ補正でブレもしっかり抑えます。
光学60倍のP610もラインナップされています。
Canon SX60 HS
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Canonからは40倍、50倍、65倍と3種類がラインナップ。
倍率こそ64倍ながらもその広角端は換算21mmとかなり広角。高倍率のレンズを使っているとついつい望遠側に目が行きがちなのですが、案外欲しいのは広角側だったりするんですよね。広い風景や後ろに下がれないような場所で威力を発揮すると思います。
FUJIFILM S9900
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FUJIFILMのネオ一眼は50倍のズーム倍率。
高倍率でありながら1cmまで近づけるマクロ撮影も可能。
PENTAX XG-1
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PENTAXからは光学52倍ズームのネオ一眼。
実売2万ちょいと、お求めやすい価格です。
SONY HX400V
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SONYのネオ一眼は50倍ズーム。
1600万画素のものが多い中、こちらは2040万画素。
OLYMPUS STYLUS 1s
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OLYMPUSのスタイラスは10.7倍と他のネオ一眼に比べるとズームは控えめ。とはいえ、28−300mmにF2.8通しというかなり使いやすいスペックになっています。
1/2.3型のセンサーサイズが多いネオ一眼ですが、こちらは1/1.7と比較的大きなセンサー。ただただ高倍率なだけではないしっかりとした写りをしてくれそうです。
Panasonic FZ70
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Panasonicからは光学60倍のネオ一眼。
こちらも実売2万円代なのでお求めやすいです。
その他
今や電話であるスマホにすらカメラが付いている時代。今までとはまったく異なったスタイルのカメラも様々なメーカーから発売され、いろんなシーンで写真撮影が楽しめます。
ここではそんな変わり種のデジタルカメラを紹介してみます。
レンズスタイルカメラ
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みんなスマホで写真撮るのなら、スマホで撮れるレンズだしたらええんちゃう?といったコンセプトのレンズスタイルカメラQXシリーズ。もう、こんなんめちゃくちゃおもしろいじゃないですか、さすがSONYさん。
このカメラ、レンズしかありません。本来あるべき液晶画面はNFCやWi-Fiで接続したスマホにお任せしているのです。ゴイスー!
スマホとくっつけておく必要も無く、電波が入れば撮影は可能なのでフリーアングルで写真を撮ることができます。1インチセンサーで画質のいいQX100や高倍率のQX30などただの飛び道具なカメラではないのもスゴイですね。
全天球カメラ
Ricoh THETA
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両面に180度の魚眼レンズを搭載、同時に撮影することで360度の全天球写真を撮れるという非常におもしろいコンセプトのカメラ。
撮った写真は専用のアプリで閲覧するか、専用サイト(RICOH THETA)にアップロードすることで見ることができます。パノラマ写真どころではないその不思議な開放感は一見の価値ありです。
アイデアしだいでまだまだおもしろくなりそうなカメラですね。
まとめ
現在発売されているカメラをまとめると書いたものの、だいぶハショッてます(;´Д`)スミマソン……
カメラ屋さんにあるカメラが多すぎて、一度整理しようと自分用に書きはじめた一連の記事ですが予想以上にたくさんのカメラがリリースされておりとてもまとめきれずorzぶっちゃけ何度か心が折れかけました。
あれがない、これがないというお声もあるでしょうがとりあえず、現在のトレンドである1インチ以上の高級コンデジ、高倍率のネオ一眼、いま僕の気になっている新しいスタイルのカメラをまとめて一度筆を置きたいと思います。
最近はコンデジでも気になるものがたくさんリリースされています、みなさんに最適な一台というのもそれぞれ違うでしょう。
今後もたくさんの魅力的なカメラが出てくるのが楽しみですね。