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あなたはどっち?カメラを選ぶ時には「写真を撮りに行くのか」「行って写真を撮るのか」考えてみる

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おすすめのカメラありますか?なんて聞いてはいけません。

なぜかというと、我々は自分が使っているメーカーこそ神で、自分が使っているカメラこそイエス・キリストだと信じているからです

特にあなたがカメラについて何も知らないような迷える子羊のようであればあるほど、我々カメラ好き好きおじさんは「すわ、我こそが伝道師であるぞ」と言わんばかりに自分の使っているカメラとメーカーの良さを延々と語りはじめるでしょう。Nikonはいいぞ。

そして、ひとしきり語り終えたあたりにお互いの齟齬というか温度差に気づくわけです。

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カメラの選び方はたくさんあるけど、まずは考えてみる

写真を撮りに行くのか?行って写真を撮るのか?

由志園 ライトアップ 番傘

こんにちは、Nikon好き好きおじさんのsaizouです。人見知りで友だちの少ない僕でも、こういうブログやってたりSNSやってたりすると、ほんとたまに「写真いっしょに撮りに行きませんか?」なんてお誘いを受けることがあるわけです。

「ああ、行きます行きます!集合時間いつにしましょうか?朝4時くらいでいいですか?8時くらいには終わって帰りますー」なんて言うと、たまに「え?」って言われることがあります。

今日これを読んでいるあなたはどうでしょうか?え?って思いました?

まあ、なりますよね。当たり前の反応ではないでしょうか。

写真が趣味の人の中にはそれだけで行くひとがいる

斐伊川の朝焼け 

特に風景写真を撮っている人には多いですが、写真を趣味にしている人のなかにはそれを撮るためだけに撮影ポイントに訪れる人が少なからずいます。かくいう僕もそんな中の一人です。

どんな時間帯に撮ってもいいんですが、それでも朝や夕方のマジックアワーと呼ばれるような光のキレイな時間帯に写真を撮影すると、なんかいい感じのが撮れるんです。

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そうなると、例えば日の出が6時とかだと5時くらいには準備を始めたいな、そうすると合流して撮影ポイントに移動する時間とか考えて…「ああ、行きます行きます!集合時間いつにしましょうか?朝4時くらいでいいですか?8時くらいには終わって帰りますー」なんて発言になるわけです。

6時に日が出て、朝焼けして7時くらいにはひとしきり撮り終えるので、ちょっとダベって8時くらい。けど、メシ食うわけでもないし、とりあえず目的の1枚が撮れてれば満足なわけですからそこで試合終了で解散という、そういう発言なわけです。

写真が趣味な人、だれもかれもがそうなわけではない

アポゾナー ボケ

そういう人たちばかりだとちょっと感覚がマヒしてくるんですが、写真を趣味にしている人だれもかれもがそうなわけではないわけです。

旅行先のきれいな写真が撮りたいとか、友だちとオシャレなカフェに行った時の写真が撮りたいとか、家族の写真が撮りたいとか。

写真を撮る理由なんてたーくさんあって、いろんな人がそれぞれの写真を楽しめればいいのです。

けど、我々カメラ好き好きおじさんたちは、ついそういうことを忘れてしまいがちです。いけませんね。

そして、これからカメラを始めようと思っている人はまわりの数少ないそういうおじさんに話を聞いたり、そういうおじさんがやってるブログとかを見たりしてしまうわけです。例えばこのブログとか←

そうなってくると、ちょっと齟齬が生まれてくるわけです。

カメラ好き好きおじさんが熱烈におすすめするカメラはあなたにぴったりなカメラか?

カメラ好き好きおじさん

例えば僕がおすすめのカメラはありますか?なんて聞かれたら「Nikonはいいぞ!」と答えるでしょう。

Nikonの堅牢性であったりとか、たくさんのレンズが使えるところであったりとか、やっぱりフルサイズはダイナミックレンジが広いからいいけど、始めのうちはAPS-C機のほうが値段が安いからいいねとか、それはものすごい早口でまくしたてるわけです。

けれど、それは「僕と同じようなものを撮るのに」おすすめなのであって、今からカメラを始めようとしているあなたの欲しいカメラでは無いかもしれません



撮りに行くのか?行って撮るのか?を考えてみる

岩手 浄土ヶ浜

なんとなくカメラを始めようと思っているあなたに必要なカメラってなんなんでしょう?

そんなの分かんないから、これを見てるのかもしれないし、まわりのカメラ好き好きおじさんに聞いたりしているかもしれません。

カメラは買って始めちゃったらそんなに難しくはないんですが、それでもやたら小難しい感じがしますよね。あなたがどんなカメラを買ったらいいのか?後悔しないカメラ選びのために考えておきたいことがいくつかありますが、今日は

  • 撮りに行くのか?
  • 行って撮るのか?

どちらかというと、どっちかなあ?ということをちょっと考えてみましょう。



撮りに行くタイプ

朝日に照らされる剱岳

僕なんかがそうなんですが一番の目的が写真を撮ることというタイプ。

旅行するのも山に登るのも、とにかく撮りたいものがあるからそこに行くわけです。なので、他の観光やグルメなんかは二の次、三の次でいいような人たちがいます。

こういう場合はわりとカメラ選びは簡単で、とにかく撮りたいイメージの写真を教えていただければお答えしやすいわけです。画質優先になってくると思うので多少でかいカメラやレンズをおすすめしても、そのへんは撮りたいもの優先で頑張って持っていってくれると思うので。

撮りに行くタイプが選びたいカメラ

カメラ レンズ

撮りに行くタイプのかたはとにかく撮りたいイメージをしっかり撮れるカメラを買うと後悔しないと思います。

こういうのが撮りたい!という写真を撮っているフォトグラファーがいるのなら、そっくりマネしてもいいですし、同じメーカーのカメラを使うのもいいでしょう

ゲスい話ですが、写真なんてのはお金をかければかけるほどそれなりのもんが撮れたりするものです。できれば予算はしっかりとって、今買えるなかで一番高いのを買う方が後悔が少ないかと思います。

すごくざっくりとした説明ですが、カメラの中にはセンサーがありそれがデカければデカいほうが画質がキレイに撮れます。風景など動かないものを撮りたいかたはなるべくデカいセンサーのものを選びましょう。

連写のたくさんできるたりオートフォーカスが優秀なカメラはピントを外した失敗写真が少なくなります。電車や飛行機など、動くものを撮りたい人はそういったカメラを選ぶといいでしょう。

こういう、趣味で写真を撮りたい人には、僕は「Nikonはいいぞ!」ということにしてるのでこちらもご覧になってみてください。

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行って撮るタイプ

ビール

メインの趣味が写真ではなく、旅行だったり登山だったりカフェ巡りだったり。

そんな時に、いつもはスマホだったけどステップアップして、ちょっといいカメラでちょっといい写真を残しておきたい。そういった、どこかに行った時一緒に写真を撮りたいという人

たぶん、今日これをご覧のかたの多くがそうだと思います。ただ、そんなあなたへのおすすめのカメラを選ぶというのがけっこう難しいなと最近ちょっと思っています。

行って撮る場合、スマホはすごくいい

浦島フラワーパーク マーガレット スマホ

今ではカメラが欲しいというかたのほとんどが、まずはスマホで写真を撮っているのではないでしょうか?このスマホなんですが、これカメラとしてかなり優秀なんです。

特にiPhoneなんかはポートレートモードを搭載したり写りが非常にキレイだったりと、本格的なカメラ顔負けの性能になってきました。

そして何よりいいのが、スマホというのは常に持ち歩いている必携品だということ。写真というのはほんと撮ってなんぼです。どんなに素晴らしい光景に出会おうがそこにカメラが無ければ撮ることができない。

さらにさらに、撮ったその場でちゃちゃっとSNSとかにアップできる

軽くてポケットにはいってそれなりにキレイに撮れてアップするまで手間がない。こんな最高なカメラはなかなか無いんですよね

カメラは大きくて、重くて、かさばる

Air Leather Strap

カメラは大きくて、重くて、かさばります。今はミラーレスなどかなりコンパクトなカメラも出てきてはいますが、それでもあなたがいつも持って歩いているバックの中にちょっとしたポーチよりもデカい物体が入るのを想像しておきましょう。

もっともっと小さいカメラもあったりするんですが、そういうカメラはiPhoneと明らかな差異が感じられなかったり、ちょっとマニアックなものだったりもするので少し注意が必要です。

あなたが今カメラ欲しいと思っている理由のひとつに、スマホで撮るよりもちょっといい写真が撮りたいというのがあると思います。

いいカメラだからいい写真が撮れるというわけではありませんが、いいカメラは手っ取り早くそれっぽい写真を写し出してくれます。手っ取り早くそれっぽいというのは大事です。

そして、デカければデカいほど手っ取り早くそれっぽいのが撮れるものなんです。ざっくりとした説明ではありますが。

大きさをどこまで許容できるかが、行って撮るあなたの問題点

AIR LEATHER STRAP

撮るために行く人はいいんですよ。だってそれが目的なのでカメラがデカかろうが喜々として出かけるんです

ただ、行って撮る人の場合どれくらいの大きさ、重さが許容できるのか?それが問題になってきます。カメラを始めた人の中には、やっぱりカメラを持ち歩くのがおっくうでいつの間にか写真を撮らなくなっちゃう人もいます。

カメラも大きいんですが、レンズもけっこうな荷物になってきます。

カメラだけ持っていくわけじゃないですよね。行って写真を撮るあなたには旅行の荷物があったり登山の荷物があったり日々の日用品があったりするわけで、その中のひとつにカメラを入れないといけないんです。

このへんをしっかりと考えておかないと、せっかく買ったカメラを「今回はいいや」と置いていくことになってしまいます。

どんなカメラがおすすめか?

α7Ⅱ

じゃあ、どんなカメラがおすすめか?と聞かれるとかなり難しい。

一眼レフカメラやミラーレスなどいろいろとありますが、一概に一眼レフよりミラーレスのほうが小さいとも言い切れないくらい、今はたくさんの種類のカメラが出ています。

レンズまで含めると、ミラーレスでもかなり大きくなったりすることもあるのです。

ミラーレスカメラはちゃんとレンズ込みの大きさで考えてみないとボディは小さいと思って買ったのに、実際手にしてみたらけっこうデカかったなんてことも。

このあたりの大きさ、重さ、かさばる感じはしっかりお店で実機を触って確認してみたほしいです。

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自分がこういうシチュエーションで使いたいというのをしっかり伝えたい

魚眼レンズ HDR

これからカメラを始めたいと思っている人が詳しい人に相談しているような時、傍から見てて温度差のようなものを感じることがあります。

同じカメラ、といえどお互いの使いたいシチュエーションが違っていれば齟齬が生じるのも当然でしょう。

ですので、今から写真を始めたいと思っているあなたは、とにかく「どういうシチュエーションで撮りたいか?」というのをイメージしてみるのが大事だと考えています。

もちろん、いきなりそんなのわかんないという人がたくさんでしょうから今日はまず自分が「行って撮りたいタイプ」か「撮りに行きたいタイプ」なのか少し自問自答してみてください。

これだけ分かっているだけでも、個人的にはすごくアドバイスしやすいです。

まとめ

今回もなんだか、たいしたことない内容を小難しく語ったわりにはイマイチ着地できてないような気もしますが気にせず続けたいと思います。

写真を始めたいあなたにピッタリなカメラは本当に千差万別だと思いますしそれを見つけるのってなかなか難しいかもしれません。

ただ、あなたがどんなシチュエーションでどんな写真を撮りたいか?それを少しづつ明確にしていくと、カメラ屋さんやカメラ好き好きおじさんたちもアドバイスしやすいはずです。

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