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全国1億2千万人のミッション:インポッシブルファンのみなさまこんにちは。
先日公開されたミッション:インポッシブル/デッドレコニングを鑑賞してきたので感想をネタバレ有りで書いてみたいと思います。
ただただ楽しい映画
なんだか最近は映画を見るのにも、小難しいことを考えなければいけないようなことが増えてきまして。
やれ伏線がどうとか、込められたテーマがどうとか、監督の意図していることがどうのとか。
もちろん、そういった映画が物語の奥行きもあってすばらしいのでしょうが、まあ、僕はそんなに賢くもないのでそんなん全部理解できなかったりするんですよね。
若いころは、結末がはっきりしていないものとか、何をいっているのかを明示しないような映画がなんかかっこいい!なんて思ってたんですが、もう、そういうのいいからとりあえず分かりやすくておもしろい映画が見たい!と思っていたところに上映されたのがこちらの「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング」でした。
やばいやばいやばい…たすかった〜。が最高
映画の上映中のほとんどがやばいことだらけです。あと数秒で爆発する時限爆弾の解錠とか、線路に仕掛けられている時限爆弾とか。
やばい!あと数秒でみんなふっとんでしまう!ってなっていても間一髪助かるっていう。
そんなシーンが何度も何度も続くので「まあ、トムは助かるんやろな」と心のどこかで思いながらもそんなハラハラするシーンを見ているわけです。
これがもう最高なわけです。
やっぱりですね、間一髪で助かるシーンなんてね、なんぼあってもいいわけですよ。ドリフが同じこと何度もやっているのと同じです。
そらね、昔はこんなん同じことの繰り返しで、最後バコーンと爆発してなんだかんだ助かるみたいなのはワンパターンだなんて思ったりもした時期がありましたよ。けど、やっぱりこんだけ繰り返されるっていうのは、結局こういうのがおもしろんですよ。
今回のミッション:インポッシブルも間一髪シーンのよくばりセットだったのが最高に最高でした。
どこまでがスタントでどこまでがCGなの?
今作での予告編などでもよく見るのが崖の上からバイクで飛び出し、パラシュートを開くこのシーン。
こちらはトム・クルーズ本人が長い期間訓練を経てスタントをやっているそうです。やばいですね。
この1発をトム本人がやることで、どこからどこまでがスタントでどこからどこまでがCGなのかがよくわかんなくなっています。
もちろん、全部が全部実写ではなくCGを使っている部分もたくさんあるのでしょうが、この1発のダイブを見せられているからこそ、全編をとおして「これももしかしたら、全部実写で撮っているのかもしれない」と思わせる説得力が生まれるわけです。
ローマでのカーチェイスのシーンなんか、これどうやって撮ってんの?と思うくらいもうはっちゃけまくっています。
ドリフトはするは、逆走はするわ、ローマのそのへんの道端ぶっ壊しまくるわでえらいこっちゃに。
これももちろん、CGはあるんでしょうが、バイクで崖から飛ぶくらいのトムなので、これもまた全部やっちゃったんじゃないかと思ってしまわせてくれるんですね。
ルパンみたいだし、アンチャーテッドみたいだし、でも結局はトム
ローマでのカーチェイスのシーンでは途中、車をフィアット500という小さくてかわいいやつに乗り換えるんですが、これがなんだかルパンみたいな雰囲気でした。
そう考えると、トムがルパンでトムの周りのメンバーが次元や五右衛門で、トムを振り回すヒロインが不二子みたいにも見えてきます。
かと思えば、崖に落ちそうになって垂直になっている列車の中でぶら下がっているシーンなんかはどこかゲームのアンチャーテッドのような印象も受けました。タイミングよく△ボタンを押したら上に乗り移れるみたいな。
けれど、結局なんだかんだいってもトム・クルーズがめちゃくちゃかっこいいので、これは◯◯のようだなんてのは野暮であって全部がトムだなあと思って見ていました。
トム・クルーズがかっこよすぎる
そうなんです。この映画、結局トム・クルーズがかっこよすぎるのです。
先日公開されたトップガンを見た時もビビったのですが、トム・クルーズ今61歳だそうですよ。うそだろ。
年齢をまったく感じさせないような若々しさはもちろんなんですが、その年でああも飛んだり跳ねたりできるものなのかと、トムよりもはるかに年下の僕は思うわけです。
こんなに美しいフォームで走る61歳を僕はトム以外に知りません。
今作のヒロインであるグレースとの初対面のときに声をかけるトムなんか、もうめちゃくちゃスマートで色気があるわけです。僕が同じ感じで話かけたらおまわりさん呼ばれてるところです。
この映画ももちろんそうなんですが、トム・クルーズの出る映画は、トムがいかにかっこいいかを見ているだけでも十二分に楽しめるといっても過言ではないかと思います。
ストーリー自体はそんなに目新しくもない
今回のストーリーは「AIが自我をもち、いろんな国や機関に侵入できるようになって脅威なので、それをやっつける」みたいな、もう手垢がつきまくっているであろうようなものです。
こんな企画書出したら一発で返されそうな、けっこう薄っぺらいストーリーなんですが、それを手に汗にぎるスリル満載の映像とトム・クルーズのかっこよさでねじふせる感じが最高なわけです。もう、重厚なストーリーなんかいらんのや。
トムがアクションして、やばい爆弾が爆発しそう!トムあぶない!わあ、間一髪助かった!逃げ出したあとのところは爆発してドカーン!みたいなのが楽しめればストーリーなんておまけでいいんだなと思い知らされました。
まとめ
ということで、ミッション:インポッシブル/デッドレコニングは、なんも難しいこと考えず、でかいスクリーンにでかい音で延々と楽しめる最高な映画でした。
見終わってから気づいたんですが、上映時間2時間43分もあるそうです。どうりで途中トイレに行く人がたくさんいるなあ、などと思ったのですが、僕自身はそんなに長い上映時間だとは気づかないくらい夢中で見ることができました。
ぜひとも映画館のスクリーンで見てほしい素晴らしい作品です。