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2020年現在、Panasonicから発売されているミラーレスカメラでセンサーサイズがフルサイズのものをまとめてみます。
Panasonicのミラーレスカメラ(フルサイズ)「Sシリーズ」
SONYの独走状態だったフルサイズミラーレス市場。一眼レフでの資産があるがゆえに後塵を拝したCanon・NIKONの2大メーカーもその市場をSONYに食われはじめ2018年にフルサイズミラーレス市場への参入を発表。そんな混沌としたなかでさらに参入の意思を表明したのがPanasonicでした。
え、まじか。おまえフルサイズミラーレスやるんかい。
みんながそんなふうに思っていたところにさらに追加で発表された「Lマウントアライアンス」
ドイツの光学メーカーであるみんな大好きLeicaのマウントであるLマウント。
このSシリーズもマウントをLマウントにすることによって戦略的協業を結びました。それだけでなく、日本のサードパーティレンズメーカーであるシグマもこの戦略的協業に参加するということで、うお!Panasonicさん本気やで!とみんなが思ったわけです。そして、心の片隅でこっそり「OLYMPUSはいれてやらんのか…」そんなふうにも思ったわけです。
カメラ作りとしてはマイクロフォーサーズで培った「スチルもムービーもいけまっせ」的な方針を変えておらずフルサイズミラーレスの中でもまたひとつ異色なポジションでニッチな層のシェアを取り込んでいきそうです。
S1R
フルサイズミラーレスで世界初の4K/60p動画記録を実現させたのが、Panasonic初のフルサイズミラーレス機「S1R」と「S1」
4Kは動画の画素数を指します。約800万画素の高画質で動画撮影が可能。
60pというのはフレームレートのこと。1秒間に使用するコマ数の静止画がどれくらい記録されるかという数字。60pは1秒間に60コマ記録されています。
これまでマイクロフォーサーズ機で培った技術やコンセプトをそのままフルサイズに持ってきており、さらにはフルサイズならではの好感度、ダイナミックレンジの広さで一眼ムービーのあらたな境地を開いていきそうです。
オートフォーカスもよくできており、顔認識はもちろん今はやりの瞳AFや動物認識AFなども搭載。
S1Rは有効画素数4750万画素と現在のPanasonicのフルサイズミラーレスのフラッグシップ機となっています。こちらのモデルはどちらかというとスチルに力が入っているモデルといえそうですね。
S1
S1Rと同じ設計のボディのS1。
画素数は2420万画素と抑えられているぶん、高感度性能や連続撮影コマ数などS1Rより秀でています。
そして、なんといっても一番の違いは動画性能。同じハコながらS1のほうがムービーに力が入っています。撮影方式などS1のほうが多岐に渡るほか、撮影時間もS1Rの最大15分に対し4K60pのとき約30分、4K30pであれば時間制限なしといかにもPanasonicなカメラとなっています。
S1H
S1シリーズの中でもさらにムービー性能に特化させたのがこのS1H。
センサー全域を使った6K動画「3:2 6K/24p」を始め多種多様な動画モードを選ぶことができます。
ケーブルと干渉しないようなチルトフリーアングル構造の液晶モニタや576万ドットの高精細なEVFなどモニタ周りもムービーを意識しながらしっかいと作ってあります。
他のカメラメーカーでは見られないような映像制作をアシストする撮影機能を満載しているのも特徴的。
まとめ
フルサイズミラーレスに進出するということで最初は驚きましたが、Panasonicらしい唯一無二のカメラとなっていますね。
Lマウントアライアンスでの相乗効果も期待できそうです。
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