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【現像レシピ】花筏の写真をLightroomで鮮やかに仕上げる現像テクニック!

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桜のリフレクションを 1

今回は花筏の写真を鮮やかに仕上げる現像レシピをご紹介していきます。

設計図

ビフォーアフター

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ビフォーがこちら。花筏の部分が暗く、なんの写真かイマイチわかりにくいですね。背後のライトアップも白飛び気味で全体の明るさのバランスがよくありません。

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アフターではこうなります。

Lightroom Catalog 2 2 v12 lrcat Adobe Photoshop Lightroom Classic 現像

アフターに仕上げていくための設計図。全体の明るさを調整し、HSLで彩度や輝度を整えていきます。

花筏の撮り方

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花筏の撮り方ですが、そんなに難しくもないです。このように桜の花びらが散っている池などで撮影。ここの池は水を循環させているのか、池の水がちょっとずつ動いておりましたので、長時間露光することでその軌跡を写し取ることができます。

長時間露光(スローシャッター)のススメ!シャッター速度を操って幻想的な写真を撮ろう!

ちなみにこれで2秒のシャッタースピード

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シャッタースピード30秒。池の水が動くことで花びらが軌跡になってきました。

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これで180秒、約3分の露光ですね。

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今回の作例で挙げているものは300秒、約5分の露光時間です。もはや桜の花びらかもよくわからない感じではありますが、個人的には炎のように写せてお気に入りなので、こちらをOKカットとしました。

現像スタート!

レシピ1.明るさを整える

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ライトアップされている部分とそうでない部分の露出差が激しいので、まずは明るさを整えていきましょう。

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スクリーンショット 2023 03 12 22 19

白飛び部分がきついのでハイライトを-77白レベルを-51とガッツリ抑えていきます。手前の肝心の花筏の部分も暗くてあんまり見えないのでシャドウも+100としっかり上げます。

レシピ2.ホワイトバランスで桜のピンクっぽさを出す

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スクリーンショット 2023 03 12 22 23

スクリーンショット 2023 03 12 22 23

色かぶりをマゼンタ側に+49まで上げます。

Lightroom Catalog 2 2 v12 lrcat Adobe Photoshop Lightroom Classic 現像

色温度がそのままだとちょっと不自然なくらいにピンクになってしまっています。

これもまあアリっちゃあアリなのですが、ちょっと色温度を上げておきましょう。2950から3498くらいまで上げます。

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それなりに桜の色が出つつも、オーバーすぎない感じになったのではないでしょうか。

ステップ3.HSLで色相や彩度、輝度を調整する

Lightroom Catalog 2 2 v12 lrcat Adobe Photoshop Lightroom Classic 現像
スクリーンショット 2023 03 12 22 29

このへんは細かな調整になってきます。彩度を下げて空の色を少し押さえ名したり、輝度をいじって花筏の部分のコントラストなどを変化させます。あまり大きな変化は見えませんが、自己満足的な変化はあるのです。

ステップ4.線形グラデーションで池の部分の露出を上げる

Lightroom Catalog 2 2 v12 lrcat Adobe Photoshop Lightroom Classic 現像

線形グラデーションを使って池の部分だけを調整していきます。

スクリーンショット 2023 03 12 22 34

線形グラデーションでは明るさの部分だけいじっていきます。全体に明るくしたかったので露光量は1.12、花筏の部分と池のコントラストを+59と強めて池の黒さと花筏のピンクをしっかり分離させていきま

ハイライトは-65にすることで白飛びしないようにすると同時に白レベルは+100まで上げています。

Lightroom Catalog 2 2 v12 lrcat Adobe Photoshop Lightroom Classic 現像

このへんの、花筏の芯の部分というんでしょうかね。白レベルを上げることで、このあたりを鮮やかにして、炎っぽさを表現してみました。

完成!

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手前がギラギラしているものの、コントラストを強めにしたおかげで黒が効いて全体的にそれなりのバランスになったかと思います。

まとめ

シャッタースピードでまったく違う表情になる花筏。自分だけのお気に入りの模様が出るまで色々と試してみてくださいね。

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