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ついに、Nikonの「DX」フラッグシップモデル、D500が発表されました。
先日からTwitterやいろんなブログでとても盛り上がっており、Nikonユーザーが待望した名実ともにフラッグシップと呼べる素晴らしいカメラが誕生したと言っていいでしょう。
そんなお祭りに若干乗り遅れた感があったので、ブログでは取り上げないつもりでしたが今回タイムリーなご質問を2件いただいたので、せっかくなのでD500についてちょっと綴ってみたいと思います。
D500の購入するか悩んでいます
さくさん
- 予算:25万くらい
- 撮りたいもの:子ども、風景
- 大きさ重さ:不問
- 機材:D3300、SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(ほぼこれ)、AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED、AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED
saizouさん、はじめまして。 いつもブログを楽しみにしております。 saizouさんとログカメラのおかげで、これまでほとんど無趣味だった僕に、 写真・カメラという「楽しみ」が生まれました。ありがとうございます。
現在、初めての一眼レフD3300で子どもをメインに日々パシャパシャと写真を楽しんでいます。 しかしここ最近、「そろそろ脱エントリーモデルの時期がきたようじゃな」という謎のお告げにより、 腕が悪いのには目と耳をふさぎつつ、カメラのステップアップを考えるようになりました。
「この先も写真は撮り続けていきたいし、フルサイズいってしまおうか!?」と目論む中、 スペック厨なわけではないのですが、年始に発表されたばかりのD500がすごく気になっています。 子どもや旅行先での風景写真をメインとする初心者にとって、D500という選択肢はどうでしょうか?
“ド”が付くほどの初心者の僕にとって、やっぱりD500はオーバースペックすぎるよなぁ、 宝の持ち腐れになってしまうよなぁ、DXモデルでいくなら動体に強いというD7200でも十分かなぁ、 やっぱりフルサイズの方がいろいろといいのかなぁ、などとモヤモヤしております。
よろしくお願い致します。
還暦ジガーさん
いつも楽しく拝読しています。
カメラを始めて2ヶ月 D7200で楽しんでいます。レンズは純正が4本 他が2本と特に不便は 感じていませんが FXの移行を(D810)考えてましたが D500の情報を聞き 年老いた心が 揺れ動いています。
D810かD500か3月末まで 悩みそうです。ベストな答えはないと思いますが。 ご教授していたでけたら 幸いです。 敬具
さくさん、還暦ジガーさん、こんにちは。
今回ご質問頂いた件ですが、細かいところは違うでしょうが、D500は買いか否か、フルサイズにするのかD500にするのか、はたまた他の選択肢かということだと思いますので、2件あわせて答えさせていただこうと思います。
ついに来たDXフラッグシップモデル「D500」
じっさいね、今回のD500の発表ってNikonユーザーの多くにとっては激震といっても過言ではないほどの、大きなインパクトを与えていると思うのです。
今回の機種の発表がいったいどんなものだったのか少し書きます。
フラッグシップ不在のDXフォーマット
NikonのAPS-Cセンサー搭載の一眼レフはDXフォーマットと呼ばれています。フルサイズはFXですね。
ここ数年、このNikonのDXフォーマット、フラッグシップ機の不在を嘆かれていました。DXフォーマットの最上級機はD7200、もちろんラインナップだけ見ればD7200がフラッグシップモデルと言えるのですが、僕たちNikonユーザーには過去にあった、あるひとつの機種がずっと頭から離れなかったのです。
それは「D300」
過去、D3と同時に発表されたDXフラッグシップ。僕はまだそのころカメラを初めてなかったので、話を伝え聞くぐらいしか知らないのですが、そのインパクトはかなり強烈だったようです。
AF測距点51点、最大8コマ/秒の連写速度、視野率100%のファインダーなどなど、今のD7200と比べても引けをとらないほどのスペック。むしろ何年も前にこんなハイスペックを詰め込んでいたのですねえ。
その後D300系としての冠名は途切れ、D7000系がDXフラッグシップ機としてのポジションにつくわけですが、やはり否が応でも比べられることになるわけです。
D7000系も順当に進化を続け、値段も突出して高いわけではない、DXフォーマットとしては非常に良いモデル。けれど新モデルが出る度に「D300の後継機」ではないと、揶揄されていました。
さらにCanonから発表された文句なしのフラッグシップ機
EOS 7D MarkⅡのスペックを見てて、コンセプトのしっかりしたカメラはやっぱいいなあと思った件 | ログカメラ
まあ、そうは言ってもAPS-C機はプロユースではないし、普通にカメラを趣味で撮るならD7000系の価格設定が現実的だよね、D300の後継機は出ないんや。
などと思っていたNikonユーザーの目の前に、カメラ界の横綱Canonさんから「EOS 7D MarkⅡ」という化物マシンが発売されるわけです。
- オールクロスセンサー
- 10コマ/秒の連射性能
- ISO16000
などなど、僕をはじめとするNikonのスペックオタクからすれば、よその庭を見てヨダレが止まらないレベルの堂々たる機種。この7D2なんですが、APS-Cセンサーとはいえ、しっかりプロユースで使えるモデルとなっていました。
CanonでできるのにNikonはなんでださないんだ!ブーブー!という声が聞こえたり聞こえなかったり。というわけで、ずっとみんながやきもきながら待望し続けていたのがD300の後継機。けれどいつまでたっても音沙汰のない新モデル。いつの間にか僕たちNikonユーザーはどこかしら諦めムードが漂っていました。
そんな最中、綺羅星のごとく現れた「D500」
オリンピックイヤーを目前にD5の登場というのはある意味予定調和でした。NikonやCanonのフラッグシップモデルというのはいつもオリンピックに合わせるように発表されています。
時期が近づくにつれリークされてくるD5の情報。噂があちらこちらから聞こえ始めます。そうして満を持して登場したD5。これまたNikonの革命的とも言える、モンスターレベルのスペックを携えたフラッグシップ機。
最大感度3280000というISO感度をだれもが誤植だと思っていたら、マジで3280000でまるでフリーザみたいだ!などとタイムラインがキャッキャウフフしていましたが、蛇足になるので今回は割愛。
いやーすごいカメラが出たもんだね、とホルホルしていた翌朝。
【発表】ニコンDXフォーマット デジタル一眼レフカメラ フラッグシップモデル「D500」発表!詳細はコチラ→ https://t.co/zAignvOTqA #D500 #ニコン pic.twitter.com/afXFajFAlU
— ニコンちゃん (@nikon_chan)
ん?
(つд⊂)ゴシゴシ
んん!?
D500がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ままま、まさかのFX&DXダブルフラッグシップ機の発表!
朝からなに言ってんのニコンちゃん、誤植!誤植!ここでも0が2つ多いよ!などと思っていたのですが、マジみたいだった時の驚きようたるや。
これまでD5の情報はちょいちょいリークされていたものの、今までまったくと言っていいほどベールに包まれまくっていたD500の存在。もう、あれですよNikonユーザーたちはもうDA☆I☆KO☆FU☆N!
スペックオタクとしてはいったいどんなカメラが飛び出してきたのか、仕事もそっちのけであれやこれや調べてしまいました。
とりあえずチェックしたい3つのポイント!
ではでは、実際にD500がどんなカメラなのか、ちょっと見てみましょう。まさしく新時代のDXフラッグシップ機としての名に恥じないすばらしいスペックてんこ盛りなんですが、とりあえず大きな3つのポイントをチェック!
10コマ/秒で最大200コマまで撮影可能な超絶連射性能
1秒間に10コマというチョッパヤのシャッタースピード。D5の12コマ、D4sの11コマに次ぐのがこのD500の10コマ。動く被写体にはやはり早いシャッタースピードが欲しくなりますが、このシャッタースピードがあればシャッターチャンスを逃す、なんてこともなくなります。
そして、特筆すべきなのがRAWで最大200コマまで撮影可能ということ。これマジで!?
連写スピードというのは、ただ早ければいいというわけではありません。たくさん連写したのはいいけど、その写真を保存するのにカメラの処理速度がおっつかないことがよくあるわけです。ちなみに僕のD750なんかは20数枚撮ると、処理ができなくなりその後連写スピードがいっきに落ちます。
このD500は200コマまで延々撮影ができるというわけなんですね。これはちょっとずば抜けてます。
鳥やモータースポーツ、飛行機など、とにかくたくさん連写したい被写体を狙うのには抜群の威力を発揮してくれることでしょう。
153点AFポイント、99点クロスセンサーというギッチギチなフォーカスエリア
AFシステムも刷新され、全部で153点ものAFポイント、縦横の動きに強いクロスセンサーのフォーカスポイントも99点というヤサイマシマシっぷり。見てくださいよ奥さん、AFポイントギッチギチやで。
D5も発表されましたが、そこはFX機です。こうはいきません。同じAFセンサーを搭載してはいるものの、DX機だからこそファインダーの中の隅から隅までAFができるんです。DXフラッグシップが待望されたのも納得いきますよね!!
しかもオートフォーカスには定評のあるNikon。もう被写体に食いつきまくるフォーカシングをしてくれるのでしょうよ、そうでしょうよ。
さらには−4EVという、かなり暗い場所でのフォーカシングも可能ということですから、ライブ撮影だとかそういった場所でも大活躍してくれそうです。
もう、あれです、連写性能と合わせて、とりあえず動くものならD500!という感じがしますよね。
ISO51200、拡張1640000の超高感度性能!
D5の3240000というISO感度も目を疑いましたが、こっちもびっくりぽんな最大1640000という高感度性能。これ言っとくけどAPS-Cやで?
実際どれくらいまでが常用できる感度かは実際の作例に期待したいところですが、今回の新しい画像処理エンジンEXPEED5はかなり性能良さそうですね。APS-C機で1600以上使うときはなんとなく覚悟がいったと思うのですが、少なくともそんなレベルではなさそうな出来になっていそうです。
高感度に強いというと、暗いところに強いのがもちろんなんですが、このD500の用途を考えると、動体を狙うのでシャッタースピードを稼ぎたいときに積極的にISOを上げていくというようなシチュエーションが一番恩恵にあずかれそうです。
たとえばカワセミの羽ばたきなんかも153点でぐいぐい食いつきながら10コマでバシバシ撮影し、ブレてない写真が撮れそうです。胸熱。
まだまだ気になるたくさんのポイント
動体を狙うフォトグラファーであれば、これ以上を望むのならあとはD5くらいしかない、というところまでキッチキチに仕上げてきた、まさしくフラッグシップ機。
DXフォーマットなので、レンズの焦点距離は換算1.5倍になります。SIGMAあたりの150−600mmのレンズをつければ、換算900mmというとんでもない焦点距離を画素数を犠牲にすることなく捉えることができるんですね。
動きモノへの強さがやはり一番目をひきますが、いやいやそれだけではないんですよ。もう少し気になるところも書いてみましょうかね。
チルト液晶&タッチパネル
D750でも採用されているチルト式液晶モニター。使っているのでよくわかりますが、これめちゃくちゃ便利なんです。ローアングルやハイアングル、無理な体勢での撮影、三脚に据えたときなど、液晶画面が動くというのはやっぱり大正義。さらにその画面がタッチパネルになっているわけですよ。うひょー。
動きモノというのは「ピント」「ブレ」にはめちゃくちゃシビアになってきますし、しっかり等倍で確認したいところです。家に帰ってガッカリなんてわけにはいかないですからね。
その確認がスマホのようにワンアクションで出来るというのはかなりストレスフリーだと思います。
内蔵ストロボを無くすことで増した堅牢性と1.0倍のファインダー
D500はD4sやD5と同じように内蔵ストロボを搭載していません。内蔵ストロボが無いというと、「え?フラッグシップ機なのに?」と思うかもしれませんが、カメラの頭のとこにポップアップするようなストロボがあるということは、どうしてもスキマができ、水や埃の侵入の原因になってしまいます。
また、本来そこにあるストロボを無くすことでペンタ部にも余裕ができてきます。なのでD500は1.0倍というファインダー倍率を実現。被写体を大きく捉えることができます。
内蔵ストロボがないからこそ、より増した堅牢性と見えやすいファインダー。まさしくプロユースでもしっかり「使える」カメラとなってますね。
握りやすい、深いグリップ
ここ最近のNikonのトレンドの一つが高剛性炭素繊維複合素材を用い、モノコック構造にすることによるボディーの薄型化と、それに伴って得られる深く握りやすいグリップ。D750やD5500でもこんな感じになっていますが、かなり持ちやすくなっているんですよね。撮影の負担がいっきに減ります。
Wi-Fiもばっちり搭載
あったらなんだかんだで便利なWi-Fi機能。
撮影したその場でSNSにアップできたり、リモート撮影ができたりします。
威風堂々のDXフラッグシップ機、それがD500!
というわけで、だいぶ長々と書いてきましたのでここでいっかいまとめますね。
D5とD500の登場はカメラという分野において、確実にひとつのブレイクスルーを迎えたと言っていいでしょう。写真を表現するにおいて、新しい時代がすぐそこまできていることを感じていますし、その時代でどのようなイメージを1枚の中に込めていくか、楽しみでしょうがありません。
特に真価を発揮するものは、動物、鳥、飛行機、モータースポーツ、鉄道などなど、動いている被写体たちでしょう。あなたの望むイメージにしっかり食いつき、シャッターチャンスを逃すことのない至高の1台となっています。
もちろん静物にだってしっかり使えます。高いISO感度は撮影可能なフィールドをますます広げ、どんなシチュエーションでも怯むことのないNikonのミルスペックな堅牢性はいつだってどんな被写体を狙うときだって連れだしていけることでしょう。
そんな、僕らが待ち望んだ、サイッコーな1台になっているんです、このD500は。
D500は買いか?
さて、興奮のあまりいつも以上に前置きが長くなっていますが、ここからが本題ですね。ただ単純に買いですか?と問われれば、間違いないカメラです、さあIYHしましょう、後悔しません。
ただ、どうしても気になるのが、価格。そう、実売25万くらいのD500、どうしても比較対象としてフルサイズ機が浮かんでくるわけです。
25万くらいというと、僕のもっているD750よりもヨユーで高い。もう少し手を伸ばせばD810に届く、といった価格設定です。なので今回のご質問にあるとおり、非常に悩ましいのもすごく共感できますね。
さて、ではちょっと整理してみましょう。
どんなシャッターチャンスを狙っていますか?
シャッターチャンスは大切です。どんなに素晴らしい一瞬に立ち会えたとしても、その光景をカメラに捉えられなければ作品にはならないのです。
ですから、「シャッターチャンスに強いこと」は、いいカメラの最大の必要条件のひとつだといえるでしょう。
とはいえ、シャッターチャンスと一言でいいますが、実は大きく2つに分けられるんじゃないかなと思っています。
ひとつは、刹那的な、一瞬のシャッターチャンス。動きまわる被写体であったり、人が見せる一瞬の表情だったり、瞬間的なスナップだったり。
もうひとつは、じっと待ち続けるシャッターチャンス。奇跡的に美しい自然の気象条件であったり、朝や夕に一瞬見せる世界の美しさであったり。
もちろん、写真をやっていればいろんな被写体を追いかけるのでしょうし、どちらか一方だけというわけではないでしょう。しかし、やはりどちらかに比重が偏っているはずです。僕なんかは風景屋なんで圧倒的に後者ですね。
さてさて、ご質問者のおふたかたはいったいどうでしょう?
なんだかんだでフルサイズ
センサーが改善され、ISO感度も大幅にアップした今回のD500。とはいえ、やはりなんだかんだでフルサイズはやっぱりいいです。
画素数であったりISO感度、連写性能などがカタログスペックで持ち上げられやすい反面、あんがいおざなりにされるのがダイナミックレンジ。写真の美しさを決定づける重要な要素のひとつが、広いダイナミックレンジが実現する美しい階調性だと思います。
そして、ことダイナミックレンジの広さを比較したとき、どうしてもAPS-C機ではフルサイズには敵いません。
動体ならD500、静物ならフルサイズ
今現在Nikonのフルサイズ機でD500に匹敵できるような、動き物に強いカメラはD一桁機以外、ありません。D750が多少がんばっている、というところでしょう。
なので、動体がメインの被写体であればD500に心置きなくいかれればいいかなと思います。間違いありません。これにAFスピードの早い望遠レンズなんて合わせたら楽しくてしょうがないでしょう。
いっぽう、メインが静物であるのなら、そこまでの連写性能やフォーカスポイントは必要ありません。高いISO感度は魅力的ですが、それでも三脚を活用すればなんとでもなるでしょう。であれば、フルサイズの非常に素晴らしい階調性の高さを利用しない手はないです。
ただ、D610やD750はローパスフィルターがある機種、D500はローパスレスです。解像感には影響が出てくるかもしれません。風景メインというのならD810も充分に検討するべきだと思います。素晴らしい解像感と階調性には舌を巻きます。
動きモノならD500、そうでないのならフルサイズ。
ひとつ気をつけたいのは、フルサイズは機種自体もけっこう高いですが、レンズもそれなりに投資が必要です。とはいえ、D500もその性能をいかんなく発揮させようと思えばしっかりした望遠レンズが欲しくなりそうなので、どちらにいってもお金はかかってしまいそうですが(笑)
saizouのおすすめ
さくさん
さくさんは風景とお子さんのポートレートがメインということですね。今のお使いの環境を考えると、D500の連写性能やAFポイントはそこまで必要でないと思います。
D750なんかはいかがでしょうか?それなりに連写性能やAF性能もよく、お子さんと一緒でもわりとコンパクトなボディなので使いやすいです。そして何よりフルサイズ。
すでに30mmをお持ちということですので、(追記:SIGMA 30mm F1.4 DC HSMはAPS-C機専用でした。ご指摘ありがとうございます。)余った予算で50mmあたりを追加されるとしばらくは困ることなく遊べますし、フルサイズの50mmで撮るお子さんのポートレートなんか、かわいいに決まっていると思いますよ。60mmマクロとかでもおもしろいかもしれませんね。
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還暦ジガーさん
還暦ジガーさんはよく写す被写体が明記されていませんでしたので、まずは、ご自分の狙う被写体が動くものなのか、そうでないのか。そして、前者であればD500、後者であればD810に行かれるといいでしょう。どちらも間違いないカメラです。
まとめ
だいぶ興奮して、かなりの長文になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
いかにD500がすばらしいカメラかおわかりいただいたと共に、Nikon勢がいたるところでヒャッホウ、ヒャッホウ言っている理由がわかったのではないでしょうか。
ご不明な点がありましたら、お気軽にコメント欄に書きこんでください。補足、ツッコミありましたら、ぜひお願いいたします♪
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補足コメント
あれっくすさんより
D400という型番をすっ飛ばしてD500とするあたり、憎いですねNIKON。FXマニアの私でもD500ええやんか、とかなり誘惑されます。
さてそこで一つ疑問。写真の画質が例えばD7200やD610、D750と比べて違う次元なのか?というとそんなことはないと思います。大まかに ISO100~3200位までなら画質はさほど変わらないと思います。
過酷な状況下でもどんな被写体でもしっかり仕事ができるように高速連射、超高感度、 堅牢性・耐環境性(耐衝撃、温度湿度耐性、防水・防塵)など現時点で可能な限り強化しているのがプロ用機材です。我々素人にそこまで機械としての信頼性が必要かというと、かなり疑問です。ということであまり雑誌やメーカーサイトの宣伝に乗せられることなく、いったい自分はどういう写真が撮りたいのか、じっ くり考えてみることをお勧めします。
風景が撮りたい、できるだけ高解像度なものがいい、というなら三脚にD810を乗せるほうが幸せになれるでしょう。階調、ダイナミックレンジ、色、解像度、最高のカメラと思います。もちろん一級品のレンズが必要です。
一方動き回る被写体(例えば走り回る子供、鉄道、鳥や飛行機、モータスポーツなど)がメインならD500は目的に合っているでしょう。D7200やエン トリー機でも出来ますがD500ならさらに撮りやすいと思います。4Kでシネマトグラフィーがしたいという方にもいいでしょう。
長くなりましたが、結局言ってることは根本的なところでsaizouさんと同じですね(笑。でも、そんな理屈なんどうでもいいからすっごいカメラでなん でも取りたい、というのも有りなんです。ど素人だろうと関係ありません。何だかんだ言ってフラッグシップ機というのは、ベストでは無いかもしれませんが、 あらゆる写真をそつなくこなします。