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突然ですがLeicaなわけです。
全国のカメラ好き好きおじさんたちの憧れではありつつも、そのおったまげるような価格のためになかなか手を出せないLeica。
とはいえ、オールドレンズであればそれなりのお値段で手に入れることができますし、最近ではミラーレスカメラなどでマウントアダプターを介することでその憧れのLeicaレンズの描写を楽しむことができます。
そんな中、今日はLeicaのSummarit 50mm/f1.5を紹介してみようと思うのです。
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Leica Summarit(ズマリット) 50mm/f1.5
日頃、夜のうちから撮影に出かけ一晩中星を撮り、朝焼けを撮り、お昼寝して夕焼けを撮る、みたいな写真ばっかり撮ってるんです。
それはまあめちゃくちゃ楽しいんで全然いいんですが、たまにはなんかもっとふらっと肩の力を抜いておさんぽしながら撮りたいような日があるわけです。
そういうときは、僕はこのLeicaのSummarit 50mm/f1.5をつけてふらふら撮ることにしています。
なにがいいかというと、まずはかっこうがよいわけです。何をミーハーな。写真はキレだ解像だ、かっこうなんて二の次三の次だ!そう思っていた時期が俺にもありました。
いや、実際にですね、このレンズをα7とかに着けてですね、ちょっとかっこうがよいストラップなんて付けた日には、なんだかちょっと大きめなメガネにハットでも被っちゃおうかな、なんて気持ちになってくるわけです。かっこうはやはり大事です。
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もう、構図とか白飛びとか主題とか副題とか、そういう小難しいことを置いといてただ自分がいいなと思ったもの、光のきれいな場所にレンズを向け、ただただシャッターを切る。そんな日があったっていい。そう思いませんか?
最近のレンズは非常に性能が高くなってきており、安いレンズでさえもバキバキに解像します。
一方、このレンズはほんと緩いんです。ゆるくてふわふわ。もうシャープネス?なにそれおいしいの?というようなやる気のなさそうな描写をします。だが、それがいい。
各メーカーの技術者が心血を注いで、収差もなく隅々まで解像するレンズを作ろうとしているこの時代に、あらためてこういうゆるくてふわふわなレンズに需要があるというのもなんだか不思議な話です。
虹フレア
このレンズを逆光で撮ると、非常に美しい虹色のフレアが出ます。最近のカメラはフレアもできるだけ出さないように設計されているのですが、やっぱりきれいなフレアはいいですね。
このフレアは角度によって出たり出なかったりするんですが、このレンズを使うとあらためて写真というのは光を写すものなんだなあというのが実感できます。
ボケ方もいわゆるオールドレンズのそれ。ぐるぐるとした感じがそれっぽくていいですね。それっぽい写真を手っ取り早く撮れるというのをモットーにしております。
f1.5と非常に明るいレンズなのでガンガンボカしたいところです。レンズの個性というのは開放もしくは1段絞ったくらいのところで楽しむものではないでしょうか。個人の感想です。
ゆるゆるぼけぼけふわふわな印象のあるSummarit 50mm/f1.5ですが、絞ればそれなりにきちんと解像します。それでも、レンズのコーティングのせいか、設計のせいか今のレンズではないような色の出方をします。
フィルムっぽい写真に憧れがありましたが、フィルムっぽい写真というのはレンズに影響される部分も多いのではないかなと、ズマリットを使ってみて思いました。
絞り羽根はなんと15枚もついており、これを動かしているだけでもその作りの素晴らしさにため息がもれます。
あんまり詳しくないのであれですが、僕の持っている玉はLeicaのLマウントをMマウントにしたものをSONYのEマウントのマウントアダプターをつけて撮っています。たしか。
まとめ
写真を撮る、光を撮る、シャッターを押すという楽しさを再確認できるような素敵なレンズです。
これ書いてるだけでも光のキレイな時間にふらふらおさんぽに行きたくなりました。