本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

単焦点レンズ至上主義の僕が大三元を揃えた理由

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大三元レンズ

諸君、私は単焦点レンズが好きだ。

ツァイスが好きだ

SIGMAが好きだ

50mmが好きだ

35mmが好きだ

この地上にあるありとあらゆる単焦点レンズが好きだ。

よろしい、ならば単焦t…大三元やないかーい!



単焦点レンズではなく今、大三元を揃える理由

今日もよく意味のわからない書き出しを読んでいるみなさん、お元気ですか?僕はたぶん元気です。

先日、我が家に待望の広角レンズAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDタンがやってきてくれて、ようやく念願の大三元をツモることができました。

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ただ、僕は単焦点レンズ至上主義といっていいほど単焦点レンズが好きでして、ぶっちゃけズームレンズなんて単焦点レンズに比べれば解像度も落ちるし、ボケないし、レンズの個性もおとなしいなんて思っていましたし、思っています。

お金があるのならさっさとオータスの55mmが欲しいところなんですが、それをすっとばして今回、大三元を揃えた。その理由を少し書いてみようかなと思いました。

撮影のワークフローの1からの見直し

日御碕灯台 夕焼け

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以前、一度書いたことがあるのですが、最近は撮影のワークフローを1から見直しています

どんな写真が正解とかはないんですが、僕は海外のフォトグラファーが撮っている、特に500pxなどをメインフィールドにしている人たちの写真が好きなわけです。

彼らが撮っている写真と僕が撮影しているものと、なにが違うのだろうかとずっとずっと考えているんですが、最近はなんとなくですが、ぼんやりとした仮説が頭のなかにできてきました

構図の作り方の考え方が、まず違う

仏ヶ浦 自撮り

海外の圧倒的なロケーションだとか、かすみのないような気候だったりとか、やはり海外には海外ならではのシチュエーションがあるわけです。それでもじゃあ日本人が海外言って海外のフォトグラファーのような写真が撮れているというかというと、そんなわけはないわけで

ずーっといろんなことを考えていった結果、大きく違う要因のうちのひとつに構図があると考えているんですね。

僕を含め風景を撮っている人にありがちなんですが、どうしても撮影スポットに撮らされていることが多いわけです。これも、フォトグラファー側だけの問題ではなく、いろんな要因があると思っているんですが、今日はここにはふれません。

ただ、どうしても撮影スポットのほうに撮らされてしまうのでやはり僕が思っているような500pxのような写真が撮れないのです。日本と海外の大きな違いのひとつは構図の違いが大きく、日本ではその要因として撮影スポットに撮らされがちなのではないかというのがここまでのまとめです。

構図の基本に立ち返る

僕が撮りたい構図をもう一度、基本に立ち返って探すべきだなと感じました。

構図の基本、それは日の丸だとか三分割とかではなく、徹底的に美しい構図をさがすこと。ひとつやふたつで終わらせてしまうのではなく、自分のイメージを作り出すために被写体をいろんな角度から観察し、いろんな可能性を探ること。

写真の勉強しだしたらいの一番にいわれるようなことなんですが、いやもうあらためてこの大切さと難しさに気づいたわけなんです

構図の可能性をすべて見つけるために必要なのはフットワークだった

カメラ レンズ

きちんと解像しているというのは、後のレタッチにも影響を与えます。単焦点レンズはこの解像感がズームレンズに比べ圧倒的に素晴らしいのです。ただどうしても焦点距離ごとのレンズが必要になってきます。

撮るべき構図が決まっているのなら単焦点レンズは最適解なんですが、その撮るべき構図をまず見つけないといけないわけです。

そう考えてくると、このたくさんのレンズたちを持ってその構図を探すのはちょっと現実的ではないですよね。

車でいけるようなポイントもあります。ただしかし、この車でいけるポイントというのも陥りがちな点のひとつで、そういったところで僕が今イメージしている写真は撮れないのではないかと考えています。

海外のフォトグラファーの写真を目指すためにするべきことは、たくさんの機材を揃えることではなく、フットワークをよくするために徹底的に機材を軽量化することだと考えたわけです。

カメラバッグに大三元、軽い三脚

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

フットワークを軽くするためにはやはりズームレンズです。1本のレンズでたくさんの焦点距離の写真を撮れるのは効果的。

それでも最低限の写りは確保したい、そう考えたときにやはり大三元レンズというのは最適解のひとつだと思うわけです。

今現在のシステムとしては、リュックタイプのカメラバッグに大三元、GITZOのマウンテニア2型、NiSiのフィルター。これだけいれて撮影することが多くなりました。さらに言えば、必要が無さそうと思うときは70−200mmもフットワークを軽くするために省きます。

このシステムの人も多いとは思うんで、なにを今さらとも思われるかもしれません。

しかし、今まで頑張って頑張って単焦点レンズを詰め込んだバッグを肩がチギれる思いをしながらも持ち運んでいた経験を経てのことなのです。できることなら単焦点レンズを持ち歩きたい!

それでも、まだ見ぬ「美しい構図」を探すためには、単焦点レンズを犠牲にする他なかったわけです。

オールマイティーに使えるNikonの大三元

仏ヶ浦 波

さらに、最近あらためていいなと思っているのがNikonというメーカーのシステム

今やいろんないいカメラがたくさん出てきていろいろとすごいわけです。ただ、そんな中でもやっぱりNikonのシステムはいいなと。

フットワークを軽くしていく結果、それはもうありとあらゆるフィールドに出かけていくわけです。「持っていったけど使えなかった」なんていうシチュエーションはもう困っちゃうわけなんですね。

色んな場面でいろんな被写体や撮影方法に対応できるのは、今のところNikon・Canonの2メーカーがやはり今までの歴史があるぶんまだ少しリードしているのではないでしょうか。

GITZOのマウンテニア2型もいいんですが、ここも3型のシステマのほうがもう少し汎用性が広がりそうなので入れ替えようかなとも思っています。

なんにしても「どんなところでもしっかり撮れる」というシステムをちょっと作っていきたいなと思っているわけです。

そうやっていろいろ考えた中、落ち着いたのがこの大三元というシステム。だったというわけです。

まとめ

というわけで、まとまっているのか分かりませんが、なんとなく僕がいま考えていることがふんわり伝われば幸いです。

もちろん、これは僕がいま考えてることをやりたいときに僕がいいなと思っていることなので、これを読んでる人あなたにはあなたの最適解があるはずです。なにもみんながみんなNikonにしろ、大三元にしろというつもりなんてまったくありません。

とりあえず自分がイメージしている写真を撮るためにこのシステムを運用し試してみますし、考えもまた変わるかもしれません。

いろんな写真撮影にチャンレンジして、自分の思っているような写真が撮れるようがんばりたいです。

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