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帰ってから後悔しないために!撮影地で必ずチェックしておくべき3つのポイント

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ぶれた写真

写真撮ってる時はすごく楽しくて「とてもいいのが撮れた」ってウキウキですよね。 けど、帰ってPCに取りこんで大きな画面で見てみると失敗してた…なんてこと経験ありませんか?

せっかく出会ったシャッターチャンスを無駄にしないために、家ではなく撮影地でチェックするポイントをまとめてみました。



撮影地で必ずチェックしておきたいこと!

特に意識したいのは「撮影地でやること」「そこまで気を回さなくてもいいこと」をしっかり分けることです。

シャッターチャンスというのはホントに一瞬なので、やることが多すぎるとチェックしている間にシャッターチャンスを逃していたなんてことよくあります。

今回3つに絞ったのはそれぞれ「撮影地でチェックしておかないと後からではどうにもならない」というものです。 逆にいえばそれ以外の「後処理で何とかなる」ものは気持ちに余裕がある時でといいかと思います。



ピント

最近のカメラは優秀なのでオートフォーカスの性能もかなり良くなりました。

しかし、ピントというのは外してしまうと後でどうにもなりません。 特に人物や生き物など主題にするべきものにピントが合ってないと、それがいかに美しかったり素晴らしかったりしてもちょっと残念な結果になってしまいます。

撮影時に拡大してしっかりピントをチェック

Magnifier5 boy

例えば風景写真など対象が動かないものなら、ピントを合わせる際、ライブビューを使ってしっかり拡大してチェックしておきましょう。 作品において自分見てほしいポイントをしっかり外さないように。 

被写界深度から外れてないかもしっかりチェック

絞りをしっかりと絞って全体的にピントを合わせているつもりでも、ピント位置でピントが外れている場合もあります。

例えば広角レンズで前景にグッと寄っているような写真など。 どこにピントを合わせたいのかきちんと考えて、そこが被写界深度に入るようピントの位置を調整しましょう。

立山

例えばこの写真、広角レンズを絞って画面全体にピントをあわせたつもりでいたのですが

ピントが外れている

手前のほうが被写界深度から外れてしまいボケてしまっています。この花は構図のポイントにもなるのでほんとはピントを外したくないところ。

こんなことにならないようにしっかりと注意しましょう。



ヒストグラム

撮影の際にはヒストグラムをしっかりと確認するというのも大事です。

白飛び、黒つぶれに注意

白飛びした写真

最近のカメラはかなり性能がよくなってきており、特にフルサイズや中判などの大きめのセンサーのカメラを使えば多少露出が合ってなくても後処理でシャドウを持ち上げたりハイライトを抑えたりすることができます。

しかし、完全な白飛びや黒つぶれはやはりどうしても後でどうにもならなくなるので必ずチェックしておきたいところです。 白飛びや黒つぶれに関しては詳しく解説しているのでこちらも参考にしてみてください。

白飛びとは?写真が明るくなりすぎるときの原因と対処方!

黒つぶれとは?しっかり露光して真っ黒な写真を防ごう!

ヒストグラムをしっかり確認する

ヒストグラム 明るい

撮影した時、カメラの液晶ではキレイに写ってるとしっかりチェックしていたつもりでも家に帰って見てみると白飛び、黒つぶれなどの露出のミスに気づくことがあります。

モニターの光で見える写真は、そこの環境(明るい、暗いなど)で見えかたが違うことが大きな原因の一つです。

そういう場合は自分の目を過信せず、しっかりとしたモノサシに頼りましょう。 ということで必ず確認しておきたいのがヒストグラム。

ちょっと難しそうですがヒストグラムの簡単な見方もこちらで解説してるのでご覧になってみてください。

[blogcard url=”https://logcamera.com/histogram/″]

ヒストグラムの山が極端にどちらかに張り付いてる場合の写真は後処理が非常に難しくなるので、きちんとした露出ができるよう心がけとチェックを忘れないようにしましょう。



ブレ

ぶれた写真

バチっと撮影できているようで、帰ってチェックしてみたらブレてた。なんてのもよくあることです。

意図的にブレさせて表現のひとつとして使うのなら問題ないですが、意図しないようなブレは撮影時にしっかり確認しておきたいところです。

ブレには大きく分けて

  • 手ブレ
  • 被写体ブレ

の2つに分かれています。 詳しくはこちらもご覧になってみてください。

[blogcard url=”https://logcamera.com/bure/″]

ブレも後処理できない

ブレ写真

ブレも後からではなんともしようがありません。

大きなブレなら分かりやすいですが、風で草木が一部だけ被写体ブレしてたりすると撮影地では気づかず家でがっかりするパターンというのも多いです。 必ず画像を拡大してブレてないかチェックしてみましょう。

もちろん、撮影地の状況などでどうしても被写体が動いてしまうけどシャッタースピードがあげられないという場面もありますのでほどほどの妥協点も見つけておきましょう。

できれば三脚を使う

三脚

被写体ブレはなかなかどうにもなりませんが、手ブレは三脚を使うことで回避できます。

できることならしっかりと三脚を使用して撮影するようにしましょう。三脚を使えばピントもゆっくり合わせることができます。

また、目で見てハッキリ分かるようなものばかりでもありません。なんだか画面全体が眠い、みたいな場合微妙にブレてしまっている場合もあります。シャッターを押したタイミング、シャッターが切れるタイミング、などなどブレの原因になるものって結構多いです。

なんだか画面がシャキッとしない、などと思う場合は微細なブレが発生してないかきちんと確認しみましょう。

まとめ

露出は?ホワイトバランスは?などなど思われるかもしれません。

もちろん、写真撮影に関してもっとたくさん気にかけるところはたくさんあります。なので、慣れてきて余裕が出てきたら細かく気にかけてみるといいでしょう

一方、シャッターチャンスというのは非常に短いものです。あれこれ気にしているうちに素晴らしいチャンスを逃す場合だってあります。

もしかしたら、後で処理してしまえば良かったりすることも少なくないのであまり難しく考えすぎないのも大切かなと思います。

ただ、少なくとも今回あげた3つだけは「後からどうにもできない」ものです。なので、とにかくこの3つだけはしっかりチェックするクセをつけてみましょ