本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

一眼カメラのハウジングやストロボを迷いに迷った結果、SEA&SEAのZ7用のものを大人買いしてきました

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海の中で撮影がしたい。

そう思ってダイビングのライセンスを取得。とはいえ、まだまだダイビングスキルもおぼつかないので一眼のハウジングなんかはしっかり泳げるようになってからにしようと思っていました。

しかし、なぜかうちに水中撮影の機材一式が届きました。なぜか?答えは簡単です。買ったからです。人生って不思議なものですね。

水中撮影の機材に関して、情報がめちゃくちゃ少なかったので今回どのようなものを僕が選んだのか書いてみたいと思います。

なぜハウジングを購入したのか?

まずはなぜハウジングを購入したのか?について書いてみましょう。

水中撮影するにはハウジングが必要

水中での撮影をする際に使うカメラにはいろんなものがあります。

アクションカメラとして有名なGoProや僕がダイビングを始める際に購入したTG-6など。これらは防水機能がしっかりしておりすぐにでも水中撮影をすることができます。

しかし、水中だろうが陸上だろうが、きれいな写真を撮ろうと思ったら一眼カメラがやっぱり最強なわけです。きれいに撮れるように作ってありますからね。

しかし、一眼カメラにはもちろん防水機能はありません。水の中に潜って撮影するためにはカメラを覆うような防水のケースに入れてやる必要があります。これをハウジングと呼びます。

ポイント

一眼カメラは防水機能がないので、水中に潜って撮影するにはハウジングという防水ケースが必要

ちなみにTG-6のハウジングがこの左のもの。

TG-6自体も防水なのですが、ダイビングで海の中に潜っていくと水圧がかかってきます。そうすると防水だけだと防ぎきれないのでハウジングで守ってやるわけですね。ちなみにこのハウジングで水深45mまでいけます。

一眼カメラ用のハウジングはバカ高い

そんな水中撮影に必須のハウジングですが、そんならさっさと買えばいいやんけと思うじゃないですか。

実はこの一眼カメラ用のハウジングってまあバカ高いのです。

ちなみに今回僕が買ったSEA&SEAZ7用のハウジングがこちら。

via:MDX-Z7II

よんじゅうwwwwwwにまんwwwwwwm9(^Д^)プギャー

かwwwえwwwるwwwかwwwww

はい終了。はい終わり。解散解散。充分!TG-6で充分!GoProもきれい!すごい!

カメラ買うのと同じくらいの値段がするわけですよ、おそろしい。

そしてなにがおそろしいかって、これで写真が撮れると思うじゃないですか?これね、まだ撮れないんです…。

さらにここから

  • レンズ専用のポート
  • レンズ専用のエクステンション

が必要になってきます。これまたバカ高い…。

これでようやく「水の中に入れることができる」ようになります。そう、まだなんだ…。

太陽の光は水を透過していくときに赤色から吸収されていきます。そうすると深い水のなかではどんどん青っぽくなっていくんですね。

そんな海の中で撮影すると、このように青や緑っぽい色だけになってしまうのです。これはこれで水中っぽくていいじゃないかと思うのですが、海中の中というのは実はけっこう色鮮やかな世界が広がっておりまして、それらをしっかり撮ろうと思うとしっかりとした光が必要になってきます。

ということでハウジングに加えてストロボやライト類が必要になってきます。

そうなるとですね、もう100万くらいの予算を覚悟しておかないと機材一式が揃わないのです。

いやいや。きょうびフルサイズのフラッグシップでも、もうちょっと安く買えまっせ…。

それでもオレが!一眼カメラのハウジングを!歯を食いしばって買った理由!!!

ダイビングの経験もまだ20本ちょっと。泳ぎもまだまだおぼつかない。けれどですね、買いましたよ。奥歯が埋もれるのではないかと思うくらい強く歯を食いしばって。

なんでかというとですね、やっぱり一眼カメラで撮影する写真はキレイだからです。

こちらは先日沖縄に行ったときに僕が撮ったタコクラゲの写真です。これはTG-6で撮影。

そしてこちらが一緒に潜ってくれたインストラクターの方の写真。ブログの写真だとちょっとわかりにくいですけど、まあめちゃくちゃキレイなんですね。

こちらはCANONの7D Mk2に魚眼をつけて撮影しておられました。

見る前に跳べ

演奏がうまくなるまで待ってたら

すぐにジジイになってステージに立てなくなるよ

大事なのはテクニックじゃないんだ!

すぐに演ればいい

「見る前に跳べ」だよ

BECK 20巻

BECKの20巻で、ブルーハーツのヒロトをモデルにしたキャラクターが新人バンドに向けて言った言葉。

沖縄の海はすごく綺麗でした。けど、そんな沖縄に行けるのなんて1年に1回がいいところです。じゃあ、残りの人生であとなんどその美しい海に潜れるのだろうと、僕は思うわけです。

泳ぎがうまくなったら、今の機材でもっとうまく撮れるようになったら、もっと経験を積んだら。

そんなふうにタイミングを待っていたら、あっという間にステージに立てなくなってしまう。時間は無限にあるわけじゃない。

だから、僕は決意したわけです。もしかしたらうまく使いこなせないかもしれない、けれど見る前に跳んでみよう、と。

というわけで、勢いにまかせて大阪までのバスチケットを手配し、水中撮影の機材を扱っているダイビングショップでハウジング機材一式を揃えてきたというわけです。

ちなみにこの段階で、というより、現時点ですらダイビングの機材はひとつも持っておりません。ウェットスーツやレギュレーターはおろか、水中マスクさえありません。勢いってすごいですね。

じゃあ、何買ったらいいわけよ?

購入を決意するのはいいですが、 撮影機材の知識がまったくないわけです。

いやね?なんとなくは調べてはいたんですよ、ずっと。けど、まあ分かんねえ。ハウジングのシステム難すぎ問題。

via:MDX-Z7II

例えばSEA&SEAというハウジングメーカーのシステム構成例は以下のようになっているのですが、HPに書いているのをコピペしてみましょう。

  • NXコンパクトマクロポートベース
  • コンパクトマクロポートSII
  • YS-D2×2
  • 光ファイバーケーブルII S/2コネクター×2
  • SA8 固定式ボールベース×2
  • SA8 ダブルボールアームS×2
  • SA8 ボールクランプII×4
  • MDX用光コンバーター/N1
  • ※マニュアルフォーカスを行う場合は別途ギアが必要です(品番31135 定価¥15,000)

とのこと。何を例じているのかいっさい分からない呪文が並んでいます。これなら二郎系の注文のほうがはるかにシンプルで簡単ですね。

僕はけっこうネットで調べるのが苦ではないほうなのですが、さすがにちょっと理解しきれなかったので今回は実店舗に行っていろいろと教えてもらいながら購入ました。

今回は今後水中撮影がしたいという人がここに迷い込んできた時のことを考えて、細かくどのように選んだのか書き残しておきたいと思います。

ハウジングメーカー選び

まずはハウジングのメーカーを選びます。調べるとけっこういろんなところがハウジング機材を出しています。

一眼カメラ自体がわりとニッチなのにさらにニッチなハウジングメーカーがいくつもあるのもけっこう驚きですね。

んで、まあたくさんあるんですけど結局のところ

  • Nauticam(ノーティカム)
  • SEA&SEA(シーアンドシー)
  • anthis(アンティス)

この3つがだいたい3大メーカーとなっています。 いろいろと調べたいんですが、あまりにも情報が少なすぎるニッチな界隈。そんな中でもなんとかノーティカムSEA&SEAはそれなりに調べてヒットすることが多かったため、まずはアンティスは候補から落としました。

ノーティカムとSEA&SEA、何が違うの?

この2つのメーカーなんですが、一番に違うところといったら価格です。もうめちゃんこ違います。

例えばZ7用のハウジングを比べてみると

  • ノーティカム・NA Z7II・・・602,800
  • SEA&SEA・MDX-Z7II・・・423,500

とまあ、20万近く差があるのです。もはやフラッグシップ機も買えそうな価格ですね、ノーティカムさん…。

もちろんこれはハウジングオンリーの価格なんですが、その他のアイテムも全部ノーティカムが高いので一式揃えると差額もとんでもないことになります。

ただ、調べてみるとそんな価格差にも関わらずノーティカムを選んでいるフォトグラファーが多いのも事実です。

ハウジング自体はどちらもしっかりとしており、丁寧に使っていたら水没するなんてことはなさそうです。んじゃあ、この値差はなんなのかショップで聞いてみたところ、ノーティカムは操作性がいいそうなんです。

水中での撮影、さらにカメラを覆うため一回り大きなハウジングを扱うため、やはり普通のカメラを使うのとは違って操作性が劣ってきます。

たしかにTG-6にハウジングをつけていると、どこをどう操作しているのか分からなくなることが多々あります(しかも、OLYMPUSの純正のハウジングなのに…。)

例えばこちらがノーティカムのハウジングの背面

こちらがSEA&SEAのハウジング。

ノーティカムのほうがシンプルにまとめられているのがおわかりいただけるでしょうか?

水中で細かいボタン操作なんて、けっこうやってらんないんですよね。SEA&SEAのほうはボタンが密集しちゃってて、けっこう使いにくそう。なるほど、これならノーティカム選ぶ人が多いのもうなずけるなぁ、と素直に思いました。

実際にショップで目の当たりにしたその操作系の良さに、ノーティカムかあ、けど値段がなあ…などと悶々としておったんですが、ふと見るとこれはソニーのカメラのハウジングだということに気づきます。ちなみに上2つの写真もそうです。

じゃあ、Z7はどうなのよと見てみると、これがZ7用のハウジング。あれ、めっちゃ使いやすそうじゃね?

そうなんです。NIKONさんのそもそものボタン配置がハウジングと相性がいいのか、めちゃくちゃ使いやすそうなんですね。

まあ、実際に海に持って入って使い比べたわけではないですが、それでもこの外観ならそれなりに使えそうですし、これで数十万変わるならとりあえずSEA&SEAを試してみるかという結論に達しました。

カメラはZ7用のものを使う

さきほどからZ7用のハウジングのことを話していますが、ダイビング用のカメラはZ7にすることにしました。

ノーティカムなんかにはZ9用のハウジングもあるのですが、今回Z7にしたのはもしも水没したときにダメージがZ9よりは軽いからです。

深い海の底に入っていくとかなりの水圧がかかってきます。ハウジングをしていても、例えば髪の毛1本や砂の1粒がハウジングの隙間に噛んじゃったりしているとそこから水没してしまうことがけっこうあるようなんですね。

Z9は現在メイン機として使っていますし、フラッグシップが水没したら目も当てられません。Z7であれば、もう使い込むだけ使い込んでいますし、最悪水没したとしても中古で買い直すことだってできます。

オートフォーカスに不安が残るのですが、今後出るであろうZ7Ⅲに期待したいところです。

ハウジングは専用のものが必要なのでカメラが変われば別のハウジングが必要になりますが、SEA&SEAのハウジングはZ7/6とZ7Ⅱ/6Ⅱ兼用となっています。これ、Z7・Z6・Z7Ⅱ・Z6Ⅱの形がすべて一緒だからできるんですね。

今後出るZ7Ⅲも同じ形になるとは限らないのですが、NIKONさんならそのへん僕の期待に応えてくれ、今回買ったハウジングでも引き続き使えるのではないか勝手に思いZ7用のハウジングにすることにしました。

ポートを選ぶ

さて、ハウジングのメーカーと使用するカメラが決まったら今度はポート選びです。

ポートとはなんぞや?とこれまた思うのですが、これは見てもらったほうが手っ取り早いですね。

一眼カメラのレンズというのは狙いたい被写体によって変えますよね。ダイビングでもそうなんですが、水中では大きく2つに別れます

  • ワイド
  • マクロ

ワイドは広角レンズや魚眼レンズを使い、広く写し撮るもの。マクロはそのまんま海の中の小さい生物をクローズアップして撮影するものです。

水中の透明度は良くても30mくらいなので望遠レンズとかを使うことはあんまりないんですね。

んで、レンズの部分もハウジングしてやらないといけないんですが、レンズの画角に入り込んでしまうようなものだとケラレちゃいますよね。

ですから、レンズそれぞれにあったものを選ばないといけません。それがポートというわけです。

マクロとかであれば画角も狭いのでこのような感じのものでいいのですが

魚眼レンズや広角レンズだとケラれないように魚眼のさらに巨大なものを取り付けてやらないといけません。

エクステンション

このポートというのはある程度、互換性があります。要はこのポートがレンズの画角内に写り込まなければいいわけですから。

しかし、レンズの長さというのはそれぞれ違いますよね。その長さを調整するのがエクステンションというやつなのです。

これがエクステンションリング。これの先にポートを付け、根本をハウジングのマウントの部分に取り付けるのです。ちなみにごらんになって分かる通り、こんな筒ですら数万します。おそろしい…。

ズームギア/フォーカスギア

さらにズームリングを動かすためのズームギアやフォーカスリングを動かすフォーカスギアも別売りになっています。

単焦点の魚眼レンズなんかをオートフォーカスで使うという場合は必要ありませんが、例えばNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sを水中で使うならズームさせるのでズームギアがいりますし、マクロレンズも最後のピントの追い込みをマニュアルでやるならフォーカスギアが必要になります。

これもまた数万円かかってしまいます…。

リークアラームユニット

これはハウジングにつけるオプションにはなるのですが。

手動のポンプを使って空気を抜くことで内部を陰圧にし、圧力変化をモニターすることで浸水を予防するアラームユニットです。

ダイビングショップやそのボートには大抵水の入った桶が用意されています。ダイビングを始める前、これにカメラ機材を入れておくことで中に浸水してないかをチェックするわけです。水に沈めて空気が出ていたりすればどこかから水が浸水してしまうことが分かるのです。

しかし、水の桶と深海の水圧というのはまったく違うので桶に入れていたときには発見できなかったような小さい隙間が水圧の高い海の底の圧力に負けてしまって水没してしまう、ということがあるそうです。

このリークアラームユニットであれば、そんな細かい隙間も圧力の変化でしっかりとチェックできるのですね。さらにいいとこころはわざわざ水の中に沈める必要もないので、ダイビングの前にハウジングをしてチェックすることができるというわけです。

これもまあ数万するのですが、数十万するカメラが水没するリスクを考えるとつけない手はないなと思い、購入しました。

ライティング

さて、これで一応、カメラをハウジングにおさめて、水の中に入る準備はできました。

そしてこれからがライティングについて考えることになります。ここがけっこう分かりにくくていろいろと迷ってしまうことになりました。

ちゃんとやろうと思うとライティングは必須

さきほどのハウジングをつければ海中にカメラを持って入れるので写真を撮ることは可能です。

海の中でも浅い部分であればけっこう光が差し込んできますし広角で地形を撮るのであればそのままの装備でなんとか撮れるのではないかと思います。

しかしですね、それならなんでわざわざここまでお金をかけてハウジングを揃えてきたのか?という話になってしまいます。もちろんセンサーサイズが大きくなるので光が少ない海の中での撮影はTG-6やGoProよりは有利にはなるでしょうが、それでもこんくらいならTG-6やGoPro撮れるわけです。

saizou
saizou

ワシは竜巻のようなギンガメアジの群れや、とろけるようなマクロの写真が撮りたいんや!

ワイドで撮影するにしろ、マクロで撮影するにしろ、僕が見ていいなと思う写真はやっぱりきちんとライティングされているのですね。

なのでここからさらに追い銭してライティング機材を揃えていくことになります。

ストロボ

SEA&SEA YS-D3 MKⅡ

ストロボはハウジングメーカーと同じくSEA&SEAYS-D3 MKⅡというものを選びました。

ストロボを選ぶ際にはどのくらいの光量が必要か考えないといけません。マクロだと被写体の近くまで寄っていくのでそんなに強い光量は必要ありません。

逆に、ちょっと離れた場所から魚群に向けて光を当てる場合はやっぱりそれなりに強力な光量が必要になります。

僕の一番撮りたいのはでっかくて分かりやすい魚群とかデカい大物なので、やっぱりワイドがメインになるのはかなと。なのでストロボもガッツリ光が出るものを選びました。

ほんとはINONのZ330が欲しかった

via:INON Z-330ストロボ 【概要】

僕の好みのマクロ写真を撮っている人の多くがこのINON(イノン)のZ330というストロボを使っていました。

作品を見るかぎり、光がきれいにまわってふんわりとした写真が撮れそうだったのでこれがいいなと思ってショップにいったのですがなんと生産終了しているとのこと…。

saizou
saizou

昨今の半導体不足の影響だそうです、とほほ…。

ストロボは片方だけ照らすと影になってしまうので、2灯にするのが一般的なようです。ということでストロボはもちろんですが、ここから先、いろんな付属品も全部2つずつ買っていくことになります。いや、エグいて…。

光ファイバーケーブル

この軍艦部から出ているコードが光ファイバーケーブルです。

これとストロボを繋ぐことによってカメラとストロボを同期させることができるようになります。これもストロボの同じように2本必要になります。

ボールベース・クランプ・アーム

ストロボなんですが、普通のカメラはホットシューの部分につけますが、水中カメラではこんな感じになります。

物撮りなんかではストロボを複数使ってライティングしたりしますよね?陸上では三脚を使えばいいのですが水中ではそういったセッティングができないので、ハウジングの両脇に棒(アーム)をつけて光を回してやります。

んで、ややこしいのが、これら全部がまたもや別売りなのです。

  • ハウジングのグリップ部分につけるボールベース
  • アーム
  • アームとボールベースを繋ぐクランプ

といったような感じで、買わないといけない部品がもりもり増えていきます。

saizou
saizou

この部品もそれぞれが高い…。

ボールベース

ハウジングとポートをつけただけの状態がこんな感じです。

水中でカメラを握る部分(グリップ)の先につけるのがこのボールベース。これだけで数千円するのですが、これをつけないとアームが取り付けられないのでしかたありません。

クランプ

このボールベースとアームを連結させるために必要なのがクランプです。このように丸いボールのような部分をはさみこむようにつけてやります。

これによりクランプの部分がボールの形状に合わせて可動するのでストロボを自由な向きにセッティングすることができるんですね。

ちなみにクランプ部分だけをとりはずすとこんな形になっています。

アーム

アームがこちら。

さらにこの先にストロボをつけることになるんですが、アームの長さにもいろいろとあります。

マクロであればレンズの近くさえ照らせれればいいので、そんなに長いものは必要ないのですが、ワイドで魚群とか撮る場合はレンズの近くでストロボを発光させると海中の浮遊物に光が反射して写り込んでしまうようです。

なのでちょっと長めのアームを使い、レンズから離して発光させます。

今回購入したアームは三脚の脚のように伸縮できるようになっています。素材もカーボンなのでほんとに三脚みたいですね。

僕はワイドも撮りたいのでアームもちょっと長くできるものを選びましたが、もっと長いタイプのものもありました。

フロート

また、これらハウジングやらアーム類、ストロボなどをつけているとけっこうな重量になってしまいます。

重たい機材を持って泳ぐのは大変なので、浮力のあるフロートを装着することで水中で重さを感じることなくカメラを操作することができます。

このようにボールベースとアームをクランプで連結させます。

同じようにストロボともクランプを使って連結させました。

ちなみにストロボが2灯あるので、これらも対で揃える必要があります。クランプに至っては「ボールベースとアームを繋ぐ用」「ストロボとアームを繋ぐ用」の2種類が2対いるので計4つ買いました。

つまり

  • ボールベース × 2
  • アーム × 2
  • アームに付けるフロート × 2
  • クランプ × 4

と、けっこうたくさん購入することになります。

完成!

ということで、こんな感じで無事ハウジング機材一式をオーダーすることができました。

ほんとはRGBlueのライトを買ったり、カメラを持ち運ぶ際の持ち手(ハウジングランヤード)なんかも買ったのですが今回は割愛。

総額ですが見事に大台を超えました。どうやって払うのか今から頭を悩ませているのですが、まあ買ってしまったものはしょうがないのでどうにか元をとれるような写真を頑張って撮っていきたい次第であります。

まとめ

はたしてこれが使いこなせるのか、甚だ不安ではありますが、こうなった以上是が非でも泳ぎを上達させてしっかり撮影したいと思います。

ハウジング機材を揃えるのに情報がぜんぜんなくてかなり困ったので、この記事がなにかの参考になると嬉しいです。

次回は実際に海に潜って撮っての感想をお伝えしたいと思います。