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全国1億3千万人のα7Ⅲユーザーのみなさまこんにちは。
いよいよLightroomがα7ⅢのRAWファイルに対応したのでいちはやくアップデートしてきました。
これでようやくα7Ⅲで撮影した写真を現像できるようになるわけです。前回はjpgでのファーストインプレッションを書きましたが、今回はRAWファイルでの印象を書いてみようと思います。
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RAWファイルを触ってみた感想
ということで、1番上にあげてる写真がα7ⅢでRAW現像した写真になります。
触った感じは悪くないですね。しっかり空が紫になっているあたり、NikonだろうがSONYだろうが空を紫にする会の会長として、レタッチにブレがないのがよくわかります。
手持ちスタックをやってみたけどけっこう難しい
前回の記事で10コマ/秒で連写できるのなら手持ちでもスタック素材が撮れるのではないかと言っていました。薄暗い時間帯でも高いISOで複数枚連写をすると同じ絵が撮れるので、それを加算平均することでノイズレスな写真が撮れるのではないかという仮説でした。
こちらが元写真。ISO3200 SS1/20で撮影。まあ、ギャンギャンにノイズがのっています。
んで実際やってみたのがこの写真。10枚くらいのスタックだったかな?パッと見はノイズもきれいに消えておりけっこういい感じです。
ただ、拡大してみるとけっこう眠たい絵になっているのがわかります。Photoshopの自動合成ではなく、差の絶対値を使って細かく位置をあわせたんですが、完全に同じ位置の写真は撮れていないので、加算平均することで微妙に位置が変わっていることが原因です。
また、橋の上の人もブレてしまっています。これはまあしゃないっちゃあ、しゃあないんですが、それでも画面内にブレるものがあるとちょっと処理がややこしくなりそうです。これに関していえば、ISOを下げてシャッタースピードを伸ばすと同様の絵になるので難しいところです。
結局、NIK先生にお世話になりました
まあ、これじゃあ使えねえな、ということで結局のところNIK先生に一肌脱いでもらいました。Dfineさいこうですね。見事ツルッとノイズが消えました。
ただ、ISO3200なのでどうしてもディテールは失われてしまっています。あと、シャドウ部を上げていくにしたがって暗い部分の色はスカスカになっていくような感じがします。
SONYのαシリーズというと、センサーがものすごい!みたいなイメージがありません?まあたぶんすごいんですけど、結局のところ35mmフルサイズセンサーであるかぎりは飛躍的な画質の向上というのはないのかなあと、最近思っております。
これ以上、ノイズやら画質について言及したいのなら中判などへ移行するしかないんでしょうね。
ちなみにこちらはD750で撮った写真です。ISO4000まで上げた写真。
そろそろ一世代まえのカメラになってしまいましたがRAWファイルのレタッチ耐性はα7Ⅲと比べてもまだまだ遜色はありません。逆にシャドウを持ち上げたときの色がスカスカになる感じは、D750のRAWファイルではあんまり感じたことなかったのでこのあたりは、今度ヒマなときに同じ条件で比べてみたいなとも思います。
まとめ
ダイナミックレンジもD750を大きくは変わらないので、劇的な変化は感じられませんでしたが、やはり連写性能だったり画面の隅々までAFが効いたりキビキビと動く感じなど使っていてかなり楽しいカメラであることは間違いありません。
今後もいろんな場面で使ってみていろんなレタッチを試してみたいと思います。
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